代表質問 議会報告

平成30年第1回定例会 代表質問

2018.02.22 : 平成30年第1回定例会(第2号) 本文

◯14番(藪原太郎君)  民主生活者ネットの藪原太郎でございます。会派を代表いたしまして、平成30年度施政方針に対しての代表質問を行います。
施政方針を聞き、堅実な路線を続けてきた邑上市政と大きく変わっていないような印象を持ちました。もちろん、堅実であることは大変評価すべきことですが、平成30年度予算編成に当たって、松下市長が特に力を入れた施策は何だったのか。邑上市政と変えたところは何か、まず1つ目の質問としてお伺いをしたいと思います。
子ども子育て応援宣言のまちを市長選挙での公約で掲げた松下市長のこの公約、会派としても同じ考えを持ちます。子どもは家族の大切な一員であるとともに、社会全体にとっても大切な一員であり、未来であり、希望です。社会全体で子育て家庭を支え、子どもを産み育てやすい環境づくりを進め、子どもの最善の利益を保障し、子ども子育て応援宣言のまちへ歩みを進めるとあります。子どもの最善の利益を保障していることは高く評価いたします。その一つとして、待機児ゼロを目指し、認可保育園3園と認証保育園2園への予算を当初予算に盛り込んだことも評価したいと思います。施政方針では、市有地活用も図りながら保育の定員拡充をするとしていましたが、吉祥寺南町の市有地で保育園の開設を目指すと受け取ってよろしいのでしょうか。反対する住民がいるようにも聞きますが、近隣住民との話し合いはどのようになったか。2つ目の質問といたしまして、対話は進んでいるのかを伺います。こちらは吉祥寺東町のようなことにはならぬよう、慎重に、着実に進めていただきたいと思います。
それともう一つ、子ども子育て応援宣言についてお伺いしたいと思います。それは子どもの定義。子ども子育て応援宣言では、子育てというのは子どもが何歳を迎えることで大人になるのか、もしくは、就職などそうした節目で区切るのか、3つ目の質問といたしまして、市長はどのようにお考えか、これをお伺いしたいと思います。
次に、長時間労働についてです。市役所が率先して長時間労働への業務改善をするとしております。私もサラリーマン時代には、朝の6時台に家を出て、終電に乗れるか乗れないか、そのような状況で働いていた時期もございます。ぜひとも全ての職員の方が心身ともに健康で仕事ができるように、しっかりと進めていただきたいと思います。そこで、今回のここでいうところの業務改善とは、具体的にどのようなことを想定しているのでしょうか。これを4つ目の質問としてお伺いいたします。目的としては、ワーク・ライフ・バランスの実践とあります。以前、職員年収が最も高い武蔵野市と報じられ、それに対して残業代がかなり多いと説明されたと記憶しております。5番目の質問といたしましては、業務改善を行うことで残業代も減ると思いますが、そのように考えてよろしいのでしょうか。これをお伺いしたいと思います。
続いて次に、産業振興計画改定について質問をいたします。市内には多種多様な事業者がおります。規模も違いますし、にぎわっている商店街もあれば、シャッターが目立ってしまっている商店街もあります。そのため、必要とする支援も多種多様なものになるのかなとも思うのですが、この産業振興計画改定について、事業者の方々がどうなることを目的として産業支援策を検討していくのか、これを6番目の質問としてお伺いいたします。
続いて、コンテンツ産業についてです。今回、このコンテンツ産業については、大変前進したと感じており、非常に評価するところであります。施政方針では、アニメーション制作会社などと連携し、観光プログラムの開発に向けた研究を行うとしております。来街者を呼び込むことは大いに賛成です。そして、7つ目の質問といたしまして、その成果を何に結びつけると考えているのか、これをお伺いしたいと思います。結果的に地元商店などにお金が落ちる、まちのイメージアップにつながるなどを想定しているのか、いろいろな想定を市長はしているかと思いますけれども、そのあたり、お伺いしたいと思います。
次に、より進んだ市民参加に挑戦するまち、これについてお伺いしたいと思います。より進んだ市民参加に挑戦するまちとして、少人数による市民と市長のふれあいトークを新たに展開するとしております。このふれあいトークは既に一度行われているとは思います。さまざまな手法や市民が参加できる機会をふやすことは大変評価いたします。8つ目の質問といたしまして、これまでのタウンミーティングの何が課題だったのか、ふれあいトークでどのような意見が出ることをして、どのように市政運営に反映していくことを想定しているのか、これをお伺いしたいと思います。
次に、歩いて楽しいまち、安全なまちについてお伺いいたします。吉祥寺駅周辺は、策定から10年が経過した吉祥寺グランドデザインの平成31年度の改定に向けて、改定委員会、ワークショップ及びオープンハウスなどを開催し、30年後を見据えた吉祥寺ブランドの方向性について議論を行うとしています。前回のグランドデザインは、市長が委員長となっていました。9番目の質問といたしまして、どのような委員構成を想定しているのか。委員長をどのような人、もしくは市長が行いたいと考えているのか、これをお伺いしたいと思います。また、現状での吉祥寺の課題について、市長の個人的な感想をお伺いしたいと思います。
続いて、主要な施策の健康・福祉分野、誰もが地域で安心して暮らし続けられる仕組みづくりの推進にある、大人の発達障害に対して、地域活動支援センターI型を新設するとしています。方向性は評価いたします。10番目の質問といたしまして、具体的に市内でどのような課題があるために新設するのか、これをお伺いしたいと思います。加えて、新設することでその課題を解決することができるのか、あわせて伺っておきます。また、発達障害には子どものころから支援を続けることだけでなく、大人になってから障害になる人もいます。みずからが自覚して相談すれば支援ができますが、みずから自覚しない人も少なくないと言われています。11番目の質問といたしまして、このような人も含めてどのような支援を行っていくのか、これをお伺いしたいと思います。
続いて、子ども自身の育ちと子育て家庭への総合的支援にある、ひとり親家庭訪問型学習・生活支援事業についてお伺いいたします。市内には約900世帯のひとり親家庭があります。どのような方針や手順で家庭訪問を行うのか。初年度ではどの程度を目標としているのか、これを12番目の質問としてお伺いしたいと思います。このことは、生活困窮家庭への学習支援事業の拡大にも連携してくることですので、お伺いをしておきたいと思います。
次に、次世代を担う力を育む学校教育では、教職員の多忙化防止について取り組みがあります。多忙化防止対策の一環として、教職員の勤務時間を適正に把握するため、市立小・中学校全校にICカードを利用したタイムレコーダーを設置し、出退勤時刻の管理体制を整えますとあります。まずは勤務時間を把握すること、そして時間を意識することで、勤務時間は少しは短くなるかもしれません。しかし、市役所職員のワーク・ライフ・バランスでは、事務や配分を見直し、業務改善を行うこととセットでなければ、時間規制は絵に描いた餅となり、働き方は変わりませんと述べられておりますし、そのとおりだと私も思っております。そこで、13番目の質問です。タイムレコーダー設置の次の段階、これは御検討されているのか、お伺いをいたします。
次に、市民文化の醸成についてお伺いいたします。市民文化の醸成で、アール・ブリュットを昨年に続き開催することは評価いたします。展示することはよいとしても、作品の管理や保存など支援が必要だと昨年の予算委員会などで会派として提案をいたしました。14番目の質問といたしまして、平成30年度は展示だけを行うのでしょうか。展示以外の支援も必要だと考えますが、御見解をお伺いいたします。
続いて、市民の多様な学びやスポーツ活動への支援についてです。ここでは図書館基本計画を全面的に改定するとあります。本来は教育長にお伺いするところでありますが、施政方針で述べられておりましたので、市長にお伺いをいたします。15番目の質問といたしまして、市長として武蔵野市の図書館の現状課題への認識と、今後どのような図書館にしていくことを望んでいるのか、これをお伺いしたいと思います。
続いて、緑・環境、環境負荷低減施策の推進では、庁用車の更新に当たり電気自動車3台を導入・運用することで、車の走行時のCO2排出量を削減するとともに、クリーンセンターでのごみ発電による夜間電力のさらなる有効利用を検討し、エネルギーの地産地消に寄与しますとあります。走行時のCO2排出量が削減できることは評価いたしますが、現在、国内で供給されている電力の約9割が化石燃料由来のものであることを踏まえると、電気自動車に使用する電力そのものに目が向くのも当然のことではないでしょうか。16番目の質問といたしまして、その点についても検討が必要だと思います。市長の御見解をお伺いしたいと思います。
次に、安全で円滑な交通環境の整備では、幹線道路の交通渋滞を避けて生活道路に流入してくる通過車両の実態調査を行い、生活道路における歩行者や居住者などの安全確保のための対策とともに、環境整備へ向けた施策展開につなげるとあります。市内の生活道路においては、交通規制のある生活道路もありますが、実際には規制を無視して流入してくる通過車両も少なくはありません。実態調査を行う際にはそうした点にも留意をして、違反車両の多い生活道路などについては警察との連携も必要かと考えますが、見解をお伺いいたします。これが17番目の質問です。
続いて、三駅周辺のまちづくりでは、武蔵境駅周辺の整備がおおむね完成したことにより、閉鎖済みの武蔵境開発事務所を解体するとしております。18番目の質問といたしまして、解体し、更地にした後どのようにするのか。売却をするのか、活用するのか、現状での御認識をお伺いしたいと思います。
続いて、市民に届く情報の提供と市民要望に的確に応える仕組みづくりとして、市が保有する各種データをオープンデータ化するとあり、評価いたします。19番目の質問といたしまして、そのデータについて具体的にどのようなデータ形式で公開するのかを伺います。PDFではなく元データでの公開、二次利用できるように公開することやGISデータなども公開してはどうかと考えますが、これについて御見解をお伺いいたします。
次に、社会の変化に対応していく行財政運営では、議会のタブレット端末導入についても予算措置を行ったとされておりますが、その理由に、会議機能と文書管理機能を備えたシステムを導入し、議案や関連する資料などについてタブレット端末を使用して迅速かつ効率的に議員への情報伝達を行うことができるようにするものとありますが、迅速かつ効率的な情報伝達については、全庁的に重要な課題だと考えます。20番目の質問といたしまして、職員へのタブレット端末導入についての検討などはされているのでしょうか。これをお伺いしたいと思います。
細かなことは予算審議で議論したいと思いますので、代表質問といたしましては、大綱的に質問をさせていただきました。壇上からは以上となります。御答弁をよろしくお願いいたします。

◯市 長(松下玲子君)  藪原議員の代表質問にお答えをしたいと思います。
まず最初の御質問ですが、予算編成に当たって特に力を入れた施策でございます。子ども子育て応援宣言のまち、これは選挙時の公約にも掲げて、また、最も力を入れて取り組んでいきたい課題と考え、冒頭にお示しをいたしました。ただ、これだけを大切にしているというわけではございませんので、市として長期計画に掲げた取り組むべき施策は、それぞれにしっかりと力を入れていきたいと考えております。
また、大きく前市政と変わっていない印象を受けたとのことでございましたが、私自身が就任した昨年の10月時点においては、既に次年度の新規事業等を含めた予算の骨格について検討されていたため、私自身が一から、最初からつくった予算ではなく、前市長からの継承の部分もあると考えております。ただ、その中で、予算の査定を行う中で、私自身めり張りをつけ、必要なものは残し、不要だと思うものは落としていったという経緯もございます。そこが前市政と変えていったところかと思います。
次に、保育園待機児童解消に向けた取り組みの中で、市有地も含めて保育の定員拡充をするとのことは、吉祥寺南町の市有地のことでいいのか、また、近隣住民との話し合いはどのようになったのかとの御質問でございます。こちらは吉祥寺南町の市有地に保育園の開設を目指していきたいとの思いでございます。2月3日に、藪原議員は近隣住民との御質問でございましたが、こちらは近隣ではなく近接、本当に市有地の周辺の近接に当たる方々、住民と意見交換会を行いました。これは、この間行われてきたものでありますので、私自身は初めてでございますが、6回目となる意見交換会に私も出席をいたしました。その中で、子ども子育て応援宣言のまちの実現のため、この地で、南町の市有地において保育園の建設を実現をしたい、御理解、御協力をいただきたいという思いを伝えてまいりました。対話を進めて御理解をいただきながら、待機児童解消に向けた取り組みを着実に進めていきたいと考えております。
次に、仕事の業務改善を行うことで残業代も減らすのかとの御質問でございます。まとめてお答えをしたいと思います。仕事のやり方の改善、委託等のアウトソーシングだけでなく、さらに仕事そのものの見直しも必要と考えております。事務事業見直しについては、経費削減のみならず、職員のマンパワー確保という観点からの見直しも必要になってくる、事務事業見直しというのも職員の仕事の見直しにつながると考えております。
また、長時間勤務の要因として、一般的には仕事の進め方の問題を初め、長い会議や必要以上の資料の作成などがあると言われておりますので、業務の効率化や生産性の向上に取り組んでいきたいと考えております。
職員向けに柔軟な働き方に関するアンケートとして、時差勤務やテレワークについてニーズ調査を行いました。その後、本市の時差勤務の運用について検討し、試行案を作成するため、所属をマネジメントする視点から管理職アンケートを現在行っております。ワーク・ライフ・バランスをより重視した効率的な働き方を検討し、その上で残業そのものが減るのではないかと考えております。働き方、ワーク・ライフ・バランスを重視し、結果的には残業が減るということは、残業代もその結果減っていくと考えております。
続きまして、産業振興計画についての産業支援策を検討していくのか、事業者がどうなることが目的なのかとの御質問でございます。現行の産業振興計画において、事業者に対しては、雇用労働環境の充実、これはワーク・ライフ・バランスの推進と人材の育成と活用、こちらは後継者の育成と産業基盤の高度化の推進、産業基盤の安定化の推進等について支援をすることとしております。今、現状の調査を行っているところでございますので、調査の結果をしっかりと見た上で、上記のような産業支援策を検討していきたいと考えております。
続きまして、コンテンツ産業について御質問をいただきました。コンテンツ産業を振興することで、その成果をどう想定しているのかとの御質問かと思います。例えば、市内に点在する漫画やアニメやドラマ、映画等の背景や舞台となった店舗、カフェ、まち角等のスポットやロケ地など、ゆかりの地を紹介するまち歩きプログラムの開発などは観光推進計画の方策とも合致をしており、こうした取り組みを行うことで、第二期観光推進計画に掲げた、本市の観光が目指す姿である、個性豊かで多彩な魅力があるから訪れたい、住み続けたいまちの達成が成果となり、その結果、市内で行われる飲食やショッピング、体験など、来街者の行動により地域経済の振興も図られるのかと思いますが、実際にイベントやそうした支援等の効果が目に見える形や数字に出る形でというのは、これは非常に難しい課題があるものだと思いますので、まちのブランドイメージ向上なども含めて取り組んでいきたいと考えているところでございます。
次に8番目に、これまでのタウンミーティングの何が課題だったのか、どのようにふれあいトークを市政運営に反映していくのかとの御質問でございますが、タウンミーティングは、この間はより多くの市民からの声を聞く手段として実施をしてきたと思っております。市民が市長に一問一答という形が多かったのではないかなと認識をしております。そのため、タウンミーティングの進行が提案型というよりは要望型になっていた状況があったのではないか。また、テーマなども積極的な企画提案も少なくなっていたのかなという認識を持っております。そこで、市民と市長のふれあいトークとして、タウンミーティングに近いような多人数型に加えて、少人数で車座になって対話を行うこと、そして傍聴者も入れて公開の場で行うことで、課題の解決方法や意見交換など、参加者がみずから課題について当事者意識を持って、ともによりよいまちづくりについて話し合えるような場をつくっていきたいと考えております。また、そうして出てきた考え方や意見や提案などを今後の市政運営に生かしていきたいと考えております。
続きまして、吉祥寺グランドデザインの改定についてでございます。改定委員会の委員長は市長が務める予定と考えております。その他の委員の候補としては、学識経験者、地元商業者、地元NPO、事業専門家など、吉祥寺にかかわりのある各分野で活躍されている方を予定しております。
そして、吉祥寺の課題についてでございますが、吉祥寺駅南口の駅前広場を含む交通課題や、老朽化した建物の更新、吉祥寺ブランド力を維持向上させることが課題であると私自身は考えております。
続きまして、大人の発達障害に関して御質問をいただきました。就労に関することや人間関係構築の困難さ、日常生活支援について、発達障害者と思われる相談事例がふえております。専門的なスキルを持って相談支援に当たるべきであり、その蓄積と関係機関との連携により、現状に近い実態把握が可能となります。発達障害者を抱えた家族にとって、日々の疲弊が非常に大きく、相談できる場所が未構築であるという前提がございます。その上で、平成28年8月施行の発達障害者支援法改正に基づき、より一層相談支援の強化、家族支援、専門人材の育成が必要とされております。これらの課題解決に向け、大人の発達障害者を対象とした地域活動支援センターを新設をすることといたしました。そうした発達障害の自覚がない方に対しても、この新設する地域活動支援センターの利用は、発達障害であることの確定診断を要件とはしておりませんので、社会の中で生きづらさやつまずきがあり、孤立している方などに対しても門戸を開いており、支援の対象と考えております。安定した日常生活の支援、通所、就労につなぐための専門相談、地域交流を促すなどの支援を行ってまいります。
続きまして12問目が、ひとり親家庭訪問型学習・生活支援についてでございます。こちらは対象とする要件が、児童扶養手当を受給しているか、それに相当する所得のひとり親世帯の小学校4年生から中学校2年生まで、他の学習支援事業等を利用していない方が対象となります。実施方法といたしましては、他の自治体で実績のある事業者をプロポーザルにより選定し、市と連携のもと実施をしていく予定でございます。初年度といたしましては、こちらは希望者を募る形になりますので、30年度は10名での実施を予定しているところでございます。
続きまして、教職員の多忙化に関してでございます。タイムレコーダー設置の次の段階の御質問でございますが、まずこちらはタイムレコーダーを設置して、教職員の勤務の実態のより正確な把握にまず努めることが重要であると考えております。その上で、教員一人一人の心身の健康保持と、やりがいを持って職務に従事する環境を整備することを目的に、平成28年度より本市教育委員会で先生いきいきプロジェクトを推進しておりますので、その中の業務改善、具体的な取り組みとして、事務嘱託員の業務内容の明確化や、副校長事務補助臨時的任用職員の配置、地域人材の発掘、調整を行う地域コーディネーターの配置、中学校部活動のあり方検討などが含まれておりますので、学校の実態に合わせて、これらの先生いきいきプロジェクトの取り組みを、現状をしっかりと把握した上で実行していくことが重要と考えております。
続いて14問目のアール・ブリュットに関してでございますが、アール・ブリュットは、昨年に引き続き、実行委員会と武蔵野文化事業団との共催で行う予定でございますので、企画の詳細については、実行委員会で詰めていくものと考えております。展示以外の支援も必要ではないかとの御質問でございますが、吉祥寺美術館は、施設内に収蔵施設を持たず、外部の収蔵庫を借り上げているのが現状です。新たにアール・ブリュットの作品の管理・保存のため収蔵スペースを広げていくことは非常に困難であり、作品の今後の活用も含め、必要な支援については研究をしていきたいと考えます。
続きまして、図書館についての現状課題と、今後どのような図書館にしていくのかの御質問でございます。まず、現状といたしましては、今まさに本年4月に予定されている吉祥寺図書館のリニューアルを行っていることと、あとは武蔵境の武蔵野プレイスが大変人気があり、また、評判もよく、それに伴い市民の皆様からは、非常に混雑をしているですとか、自転車がとめづらい、人気があるがゆえにやや市民サービスの低下にもつながってしまっているという結果にもなっている、そして課題があると考えております。今後は市民サービスがより向上していくような図書館になることを私自身望んでいるところでございます。
次に、庁用車の電気自動車3台について、これの御質問は、電力の約9割が化石燃料由来のものであり、その電気自動車に使う電力について検討が必要ではないかとの御質問かと思います。こちらの電気自動車の電源としては、クリーンセンターの発電を利用することを考えております。クリーンセンターの発電は、ごみを燃料とし、自前ですので、化石燃料由来とはなされず、再生可能エネルギーと位置づけられていると考えます。
最後の質問でございます。生活道路の通過車両の実態調査、また、違反車両の多い生活道路などについては、警察との連携も必要ではないかとの御質問でございます。市内を三鷹通りで東西に分割し、2カ年で市内全域の通行実態を把握をしてまいります。調査データをベースに、安全対策など交通に関する諸課題解決に資するとともに、全市的な将来交通需要や道路ネットワーク構築へ向けた基礎資料としてこれは活用する予定です。また、時間帯規制や大型車の通行制限などの交通規制がかけられている路線については、特に注視して調査し、違反車両対策に関して、交通管理者である警察と情報共有をしながら交通安全に努めることが必要と考えます。
以上です。

◯議 長(本間まさよ君)  藪原議員の質問の中に、境開発事務所についてということと、それから市の情報データ公開と、市のタブレット導入についての3点がありますので、御答弁をお願いいたします。

◯市 長(松下玲子君)  失礼いたしました。以上ではございませんでした。済みません。
武蔵境開発事務所の解体について御質問がございました。武蔵境の開発事務所は、武蔵境周辺の整備がおおむね完成したことにより、平成29年3月に閉鎖をしたものでございます。現在は、まちづくり推進課で管理しており、更地にした後には、普通財産として新設予定の資産活用課に引き継ぎ、活用方法等について検討していきたいと考えております。
そして最後の質問です。市が保有する各種データをオープンデータ化することについて具体的にどのような形式かということと、あとタブレット端末について御質問をいただきました。
まず、オープンデータ化のデータ形式についてでございます。本市でのオープンデータ公開において二次利用が可能なCSV形式での公開を目指すことを原則とする予定です。ただし、オープンデータ化における費用対効果については十分考慮するものとし、まずは、経費や業務負荷をかけずに公開できるものを優先していきたいと考えます。当初に公開を予定している地域生活環境指標のデータについては、原則として地図情報であるため、GISにおいて用いられるシェープ形式もしくはKML形式でも公開ができるよう検討を進めているところでございます。
そして最後、職員へのタブレット端末導入についてでございます。タブレット端末導入は、業務における迅速かつ効率的な情報伝達が重要な課題であることは認識をしております。現在は部長職を中心にタブレット端末を配備し、庁内会議等で活用をしているところであります。しかし、ICT機器は日々進歩しており、業務における活用の仕方も多様となってきています。現在、職員の働き方や業務の生産性向上について検討しているところでありますので、業務プロセスの改善と、それを支えるためのICT機器という考え方に立ち、活用する機器についても、費用対効果の観点も含めて、タブレット端末に限定せず最適なツールを選択していくという方向で検討を進めています。
以上です。

◯14番(藪原太郎君)  それでは、午前中に引き続き午後の再質問ということで行わせていただきます。御答弁いただいたことに再質問させていただきます。
一番最初の、松下市長がめり張りをつけてつくってきたということですが、最も力を入れられた施策は何でしょうか。お伺いしたいと思います。
それから、タウンミーティングについてなのですけれども、ことしから次の長期計画策定がスタートするかと思いますけれども、この策定にもふれあいトークで出たような意見を反映していくと考えてよろしいのか。なるべく多くの市民になるべく多くの機会を提供できる、その上で、まずは市民から意見を聞いてから計画を策定する方針で臨むべきと考えますが、これについて市長の御見解を伺いたいと思います。
それから、吉祥寺グランドデザインについてです。有識者や市民の方、地元商業者といった方々で委員を構成して進めていくということですが、吉祥寺というのは来街者の多いまちではないかと思います。そこで、外部の視点、吉祥寺に来てくれる来街者、いわば顧客目線での評価も大切ではないかと考えます。井の中のカワズにならないためにも、そうした評価を策定の中に取り入れていくことが重要かと考えますので、これについての市長の御見解を伺いたいと思います。
続いて発達障害のことです。いろいろな方の相談を受けることができるということで御答弁をいただいたかと思います。ただやはり、いろいろな方がいらっしゃると思います。生きづらさを感じながらも、なぜ自分がこんなに生きづらいのかすらもわからない、と日々悩んでいるような人もおりますので、そうした方々が相談窓口につながるような取り組みもあわせて進めていっていただきたいと思います。御見解を伺いたいと思います。
次に図書館にいきます。武蔵野プレイスについての御答弁がありました。プレイスは確かに人気で、混雑ぶりもなかなかのものです。プレイスはハードとしての評価は非常に高いですが、ソフト面ではまだ評価が固まっていないのではないかと思います。ソフト面をどうしていくかがこれからの課題だと思いますが、いかがでしょうか。また、余談ではありますが、武蔵野プレイスは「図書館戦争」のモデルになっています。コンテンツ産業を盛り上げるために、ぜひプレイスの中に図書館憲章を見えるところに設置してほしいなと私は思っています。これは余談なので、一応お伝えしておければいいかなと思っています。
それから、電気自動車の件です。エネルギーの地産地消を進める点では非常に評価をいたします。しかし、本来ごみはないほうがよいわけですから、例えば仮にごみがゼロのまちづくりができたとして、その場合には発電がなくなるわけです。そうした場合には、発電するためにごみを出しましょうというのは全くあり得ない考え方ですので、その点を考えると、今回のこのエネルギーの地産地消は、再生可能エネルギーと省エネをさらにクリーンセンターの発電だけではなく進めていくという認識でよろしいでしょうか、確認をさせてください。
それから開発事務所です。時期としては尚早だと私は思っていますけれども、可能性の話としては、土地の売却という可能性はあるのでしょうか。また、そうではなく活用するというのであれば、これはもう地域の皆さんと意見交換を重ねて活用方法を検討していくということでよいのか、ここを確認させてください。
以上、お願いいたします。

◯市 長(松下玲子君)  藪原議員の再質問に順にお答えをしたいと思います。
まず、最も力を入れた施策は何でしょうかとの御質問でございます。私は、市長選挙のときから子ども子育て応援宣言のまちを実現していきたいと前面に掲げておりました。また、この第1回定例会における施政方針の中でも、子ども子育て応援宣言のまちを一番に掲げてお話をいたしました。この中で、その子ども子育て応援宣言のまちの中の子どもというのは、子どもの定義というのはいろいろあるとは思うのですけれども、特に児童福祉法では子どもはゼロ歳から18歳未満とされておりますので、個々具体的な施策はそうした年齢にはなっておりますが、特に年齢というよりも、まず武蔵野市として子ども子育てを応援していく、それをみんなで共通認識を持って未来への投資として取り組んでいきたい、そのメッセージというものも非常に重要であると考えております。その中で施策としては、待機児童解消に向けた保育園の新設への取り組みや、また、幼児教育を行っている幼稚園の入園補助料の増額など、子どもに関する施策に最も力を入れたと考えております。
次に、市民と市長のふれあいトークを今後の長期計画に利用するのかといった御質問かと思いますが、これから第六期長期計画の策定に当たっては、より広い市民参加で行っていきたいと考えておりますが、こうしたふれあいトークの場でも頂戴する御意見や、また課題などを参考にしつつ取り組んでいきたいとは考えております。
続いて、吉祥寺グランドデザイン、市民だけでなく来街者や顧客目線も必要ではないかとの御質問でございます。先ほどお答えしたグランドデザイン策定の際の委員は、有識者などもございますが、全て市民要件というのをつけているわけではございませんので、市民以外の学識者や有識者の中で吉祥寺に外からの目線をお持ちの方もいらっしゃると考えております。また、それだけではなく、来街者のアンケートなども参考にするなど、グランドデザイン策定には来街者の視点、顧客の視点も取り入れていきたいと考えております。
発達障害、相談に行きにくい人をどうするのかとの御質問でございます。これは本当に難しい課題であり、御自身も発達障害であるということを認識をしていない方や、相談に行きにくいという何となくの生きづらさを感じている人たちにどのように市として手を差し伸べていくかというのは非常に大きな課題であると思っております。そうした方々が孤立をしたりしてしまわないように相談体制を充実させていき、またそうした事業の啓発をしていく、本当に必要とされている方に届いていくような啓発、また、地域で孤立をしていかないような取り組みをしっかりと研究をしていきたいと考えております。
次に、図書館についてでございます。武蔵野プレイスのソフト面での評価がこれから課題ではないかとの御質問かと思いますが、そうですね、非常に高い評価をいただいて、武蔵野市民のみならず市外からも多くの方が訪れている武蔵野プレイスにおいて、人気があってたくさんの人が来てくれるからこそ課題となる面もございます。それが、机、椅子がいっぱいであるとか、混み合ってしまうということ、それは表裏一体的な部分もございますので、そうしたソフト面での課題、市民サービスの向上にどうつなげていくか、どう取り組んでいくかというのを、しっかりと市民サービスの向上をするという視点で取り組んでいきたいと考えております。
次に、発電についてでございます。クリーンセンターのごみ発電だけではなく、他の再生可能エネルギーも含めた地産地消の取り組みといった御質問かと思います。こちらは庁用車の御質問でございましたので、クリーンセンターの再生可能エネルギーを利用してとお答えをいたしましたが、武蔵野市としてエネルギーの地産地消の取り組みを進めていく中では、太陽光発電だったり、そうした地産地消の取り組みを進めていきたいと考えております。ごみはないほうがよいという御意見もございますが、ごみはゼロにはなりませんので、そこはごみを利用した発電というのをしっかりと生かしていきたいと引き続き考えております。
武蔵境開発事務所についての最後の御質問かと思います。こちらはどのように土地の利活用をしていくのか、売却も含めてどうするのかというのは、先ほど御説明をしましたとおり、普通財産となった後に、新たに誕生する資産活用課においてしっかりと考えて、また皆様の声も聞いて取り組んでいくべき課題であると考えております。
以上です。

◯14番(藪原太郎君)  御答弁ありがとうございます。そうしましたら、1点だけお伺いしたいと思います。クリーンセンターの件ですけれども、確かにごみはゼロにならないので、それはそれでそうだと思うのですが、例えば今回クリーンセンターは、まあ、細かい話は予算委員会でとは思っているのですけれども、啓発という点では、今回はこの3台の電気自動車をごみで発電した電気で充電をするということですけれども、例えば一般の方が使える充電スポットのような施設を併設する方向性を模索してもいいのかなと思うのですが、それについて御見解をいただければと思います。

◯市 長(松下玲子君)  クリーンセンターを充電スポットにすることはどうかとの御質問かと思いますが、地域にも充電スポットというものが民間で運営しているものがあるかと思いますので、クリーンセンターを充電スポットとして活用するかどうかについては、今後研究が必要だと思います。
以上です。

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