一般質問 議会報告

平成29年第3回定例会 一般質問

2017.09.07 : 平成29年第3回定例会(第3号) 本文

◯14番(藪原太郎君)  民主生活者ネットの藪原太郎です。
今回は、狙ったわけではないですが、邑上市長の最後の一般質問をさせていただくこととなりました。3期12年、市長という重責を担われたこと、武蔵野市の発展に御尽力されたこと、心より敬意を表するとともに感謝申し上げます。まことにありがとうございました。
それでは、質問のほうに入らせていただきます。
武蔵野市、特に吉祥寺には、多くの外国人旅行者が訪れています。スマートフォンを見ながら目的地を探す外国人の姿は、もはや日常的な風景となっているのではないでしょうか。これから、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、外国人旅行者はまだまだふえてくるのではないでしょうか。総務省がまとめた訪日外国人旅行者の推移では、2011年が622万人、2012年が836万人、2013年が1,036万人と順調に伸び続け、昨年2016年においては2,404万人もの外国人旅行者が訪れているとのことです。
さて、それでは、どちらの国からの旅行者が多いのでしょうか。日本政府観光局によると、1位が中国、2位が韓国、3位が台湾、そしてアメリカ、タイと続いています。そう考えると、吉祥寺フリーWi−Fiの接続ページの説明文が日本語、英語、中国語の繁体字・簡体字、韓国語、タイ語で用意されているのも非常に納得がいきました。
それでは、大きな1つ目の質問といたしまして、はな子の銅像についての質問をいたします。
ことし5月、吉祥寺の駅前広場に象のはな子の銅像が設置されました。この象のはな子は、1949年に日本にやってきました。このことは、元タイ国軍事顧問で実業家のソムワン・サラサスさんが、戦争で傷ついた子どもたちの心を癒やそうと、私財を投じて発起人となり、日本に贈られることになった経緯があります。ソムワン・サラサスさんの三男のシナヴァスさんは、はな子像の除幕式にもいらしてくれました。はな子の銅像をつくるに当たっては、多くの方々の御寄付でその費用を捻出したわけですが、タイ国際空港からも御寄付をいただいております。このように、はな子のことについては、タイ王国の人々には大変な御恩があると私は考えます。
そこで質問をいたします。
日本を訪れる外国人旅行者の第5位はタイからの旅行者ということを考えれば、はな子についてタイ語での表記をしておくことが必要だと考えますが、その見解を伺います。吉祥寺駅北口を出たところに、どなたが設置したかわからないですが、簡易的なはな子の銅像への案内がパイロンに張りつけてあります。簡易的なものではなく、多言語に対応したしっかりしたものが必要ではないかと考えますが、御見解を伺います。
次、大きな項目の2つ目、吉祥寺フリーWi−Fiについて質問をいたします。
先日、開発公社のほうにお聞きしたところ、このWi−Fi利用者総アクセス数に対して、おおむね14%程度が外国語を選択した上でのアクセスという回答をいただきました。この割合が多いか少ないかの判断はなかなか難しいことと思いますが、とはいえ14%です。かなりの外国人旅行者が利用していると考えられるのではないでしょうか。また、こちらのWi−Fiは無料で提供しているとはいえ、最低限のクオリティは保っていただきたい。私はそのように思います。
そこで、この吉祥寺フリーについて質問をいたします。
1.1回の接続は30分とされているが、30分たたずに切断されてしまうこともあるが、それはなぜでしょうか。その理由を伺います。また、そのことについて改善することはできるのか、御見解を伺います。また、当初、この吉祥寺フリーは15分だったためか、ホームページの一部にまだ15分という記載が残っておりますので、ぜひ修正をしていただきたいと思いますので、申し添えておきます。
2.時折、著しく通信速度が低下することがあります。これはなぜでしょうか、その理由を伺います。また、同じくこれについても改善することができるのか、御見解を伺います。
3.また、この1と2の状況について把握をしていたかどうか。また、そのことについて問い合わせなどはあったのか。このことについて伺います。
4.今後、接続エリアを拡大する予定などはあるのかどうか、御見解を伺います。
5.このWi−Fi、吉祥寺フリーに接続すると、武蔵野市観光機構へのリンクページが表示されますが、タイ語については対応しておりません。このことについてはどのようにお考えか、御見解を伺います。
この吉祥寺フリーですが、トップページは先ほど申し上げましたとおり、多言語に対応しております。しかし、ワンクリックで接続できるわけですから、ある程度Wi−Fiを使いなれているような人であれば、他国語であっても直感的に操作することができるのではないでしょうか。逆に、本当に困ったときに母国語で見たい、多言語に対応してもらいたいのはサポートページだと私は考えます。このサポートページには、メールフォームと電話番号の記載がありますが、多言語には対応しておりません。サポートしている会社に確認をしたところ、メールでの問い合わせであれば外国語にも対応は可能です。しかし、電話で対応することはできませんとのことでした。
無料で提供するサービスにどこまでコストをかけるか、なかなか悩むところではありますが、そこで6番目の質問です。サポートページ及び電話サポートが日本語のみの対応ということについて、どのようにお考えか、御見解を伺います。また、今後、多言語対応などの予定はあるのかどうか、あわせて伺います。
次に、3つ目の大きな項目、案内板・掲示板の多言語化について質問をいたします。
1.2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、東京都オリンピック・パラリンピック準備局は、多言語対応の必要性を強く訴えています。それに対して、本市はどのように考えているのか、御見解を伺います。実際のところ、看板や案内板などは飽和状態にあると感じます。そのため、QRコードや拡張現実、ビーコンなどのICTを利用した案内などを検討してはどうかと考えますが、御見解を伺います。
次、大きな項目の4番目、アニメやコミックなどを活用したインバウンド市場の開拓についてです。
吉祥寺を利用する外国人旅行者の中には、近隣にある三鷹の森ジブリ美術館を訪れる方もかなりいるのではないでしょうか。内閣府のデータによると、昨年の訪日外国人旅行者2,404万人のうち4.8%の115万人が映画やアニメのゆかりの地を訪問していると発表されています。武蔵野市は、古くから数多くの漫画家やアニメーターが在住、またアニメーションプロダクションや制作スタジオも多数あり、サブカルチャーの発祥の地として創造性の高い活動を行っています。また、イベントとしては、吉祥寺アニメワンダーランドも人気を博しております。こうしたことからも、今後はアニメやコミックのコンテンツを生かしたインバウンド市場の開拓も重要ではないかと考え、以下、質問をいたします。
1.武蔵野市はさまざまなコミックやアニメの舞台となっており、いわゆる聖地が存在します。これは大変な観光資源になると考えますが、御見解を伺います。
2.先日8月26日、クールジャパン拠点連携実証プロジェクトに採用された、アニメの舞台となった地域を核とした拠点間連携による日本の魅力の一体的・効果的発信で、訪れてみたい日本のアニメ聖地88、2018年度版に2作品で武蔵野市が聖地として選定されました。このことについての感想を伺います。あわせて、このことも観光資源として積極的に利用してはどうかと思いますが、御見解を伺います。
この2作品は、「SHIROBAKO」「そにアニ」であります。私が調べたところ、聖地となるであろうエリアは、主に武蔵境周辺になるのではないかと思います。「SHIROBAKO」では、武蔵境駅、すきっぷ通り、プレイス等々、武蔵境周辺に特徴的なシーンが数多く出てまいります。また、「そにアニ」では、亜細亜大学とその周辺、それから東京都水道局浄水場の南側、玉川上水沿い、このあたりが「そにアニ」の聖地になるのではないか、私はそのように感じました。
なお、このアニメ聖地88は、世界中からの投票に基づき選定されたそうです。このことで国内外からの来街者は増加すると私は考えております。
以上で質問は終わりますが、この訪れてみたい日本の聖地88について、先日の庁内報1158号で、今後の対応としては、一般社団法人武蔵野市観光機構を通じ、アニメ制作会社や舞台となった地域の商店会などの関係者と早急に対応策を検討し、この選定を機に、当地を訪れるアニメファンを初めとする来街者に楽しんでいただけるサービスや商品などの提供につなげていくことを予定していますと、前向きな報告が記載されているのを見て、大変うれしく思いました。
例えば、それだけではなく、今回のこの聖地88は、武蔵野市の友好都市である南砺市も「true tears」という作品で聖地に選定されています。そして、南砺市には「SHIROBAKO」で武蔵野市を聖地へと導いたアニメーション制作会社P.A.WORKSが本社を構えております。そして、その「SHIROBAKO」ともかかわりの深いP.A.WORKSの作品「サクラクエスト」の舞台は、南砺市がモデルとなり、現在も放映中となっております。来月10月9日、友好都市である南砺市は、間野山市という市と姉妹都市盟約を結ぶ調印式を行います。この間野山市と聞いてわかる方は、恐らくこの場にはいらっしゃらないのではないかと思います。間野山市は、南砺市がモデルになった「サクラクエスト」の作品中に登場する架空のまちです。このように、友好都市である南砺市は、アニメの観光戦略にもかなり力を入れていると私は感じております。人気アニメの舞台としても共通項のある武蔵野市と南砺市。友好都市としてタイアップした展開なども盛り上がるのではないでしょうか。
以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。御答弁よろしくお願いいたします。

◯市 長(邑上守正君)  それでは、藪原太郎議員の一般質問にお答えしてまいります。外国人旅行者に向けた多言語対応やインバウンド市場などについてということで、大きく4点ほど質問いただいています。
まず、大きな1点目のはな子の銅像についてということで、日本を訪れる外国人旅行者の第5位はタイからの旅行者ということを考えれば、はな子についてタイ語で表記をしていくことが必要だと考えるが、見解をということでございます。
はな子の歴史的背景、先ほども御案内いただきました。サラサス家の方々、タイ王国関係者などの配慮は、これは重要なことと認識しておりまして、5月5日のはな子像除幕式には、サラサス家とタイ大使館の方々を御招待し、御出席いただいた経過もございます。しかしながら、はな子像の台座に既に日本語の銘板は設置してございますが、現状では台座などを利用して新たにタイ語に対応することはなかなか困難なため、タイ語を含め、多言語によるはな子像の説明については、今後、はな子像設置実行委員会を構成している関係団体などとも協議し、対応を考えてみたいと思っています。現地に説明板形状のものを設置することは、なかなか物理的に課題があると思っておりますので、例えばQRコードの活用やサイト接続などによる方法について検討してみたいと思っています。
次に、吉祥寺駅北口を出たところに簡易なはな子の銅像への案内があるが、簡易なものではなくて、多言語に対応した、しっかりしたものが必要なのではないか、見解をということでございます。
はな子像の案内については、設置当初より、アトレとサンロードにある吉祥寺まち案内所で対応しているため、特別な案内設備については、現状では設置してございません。また、武蔵野市観光機構で作成している吉祥寺エリアマップは、本年6月の改訂の際に写真つきではな子像の説明を加え、地図上にもポイントを落としている状況でございます。現状ではそれほど不便はないのではないかなと思いますが、現状を把握しながら、必要な対策については今後検討していきたいと考えています。
次、大きなお尋ねで、吉祥寺フリーについてでございます。
まず、1点目で、30分たたずに切断されてしまうことがあるが、その理由を。改善することはできるのかということでございますが、一般にWi−Fiの通信環境は、電波の届く範囲あるいは建物の陰など、使用位置によって、あるいは使用機器、使用環境、動きながらとか、そういうことによって影響されることから、30分たたずに切断されてしまうこともあると聞いてございます。しかし、その理由が何の原因に起因しているかについては、現在ではその把握ができてない状況でございますので、なかなかそれについては対応が難しいと聞いております。今後、把握に努めていきたいと思います。
2番目で、時折著しく通信速度が低下することがあるが、その理由は。また、改善することができるのかということでございますが、吉祥寺フリーWi−Fiを含め、Wi−Fiは、1基のアクセスポイントに接続している機器数、使用内容やアクセスポイントと機器の環境などに影響されるため、通信速度は一定ではなく、低下する可能性がございます。接続環境を向上させる方法としては、アクセスポイントの開設をふやす方法がありますが、コスト面を含めた検討が必要と、このように聞いているところでございます。
3点目、これらの状況について把握しているのか、そのことについての問い合わせなどあったのか、伺うということでございますが、平成27年11月より吉祥寺フリーWi−Fiを開始してございますが、現在までに通信環境などに関する苦情・要望は2件と聞いているところでございます。
4番目として、今後、接続可能エリアの拡大などあるのか、見解を伺うということでございますが、現在、吉祥寺フリーWi−Fiエリアを拡大する予定はないとのことであり、市としても地元からのエリア拡大などに関する要望は受けていない状況でございます。
なお、市内におけるフリーWi−Fiの整備については、地域BWAの活用を研究してございまして、費用対効果などを見きわめながら検討していく予定としておるところでございます。
次に、5点目で、吉祥寺フリーに接続すると武蔵野市観光機構へのリンクページが表示されるが、タイ語には対応していない。このことについてはどのように考えるか、見解をということでございますが、武蔵野市観光機構のホームページは現在5言語に対応しているところでございますが、タイ語は整備されていない状況でございます。言語の拡大には、イニシャルとランニングの費用が必要なため、今後の課題と捉えているところでございます。
次、6点目、サポートページ及び電話サポートが日本語のみの対応ということについて、どのように考えるか、見解をということでございます。御質問のサポート体制は、吉祥寺フリーWi−Fiのためだけのサポートではなく、委託事業者が整備した全国各地のWi−Fi全体に対するサービスとなっているとのことでございます。開発公社が委託事業者に確認したところ、今年度中に英語での電話対応を開始する予定とのことでございます。
なお、メールについては、既に英語対応済みとのことであります。
大きなお尋ねの3番目で、案内板・掲示板の多言語化についてでございます。
1点目として、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、多言語対応の必要性を準備局は訴えているが、本市はどのように考えているのか。2点目として、実際のところ、看板や案内板などは飽和状態と感じる。そのため、QRコードなど、またビーコンなどICTを利用した案内などを検討してはどうかと考えるが、見解をというお尋ねでございます。
市では、これまでも武蔵野市公共サインガイドラインに基づきまして、吉祥寺駅北口、三鷹駅北口、武蔵境北口の市内3駅にて、4カ国語、日本語、英語、中国語、韓国語にて多言語化された駅前総合案内板を設置するなど、取り組みを進めてきているところでございます。その上で、2019年、2020年に向けて、東京オリンピック・パラリンピック等国際大会に向けた武蔵野市の取り組み方針において、誰もがまち歩きを楽しめるまち、暮らしやすいまち、外国人にもやさしいまちをつくりますと定め、大会を契機としてバリアフリーや多言語対応等の取り組みをさらに推進することとしておるところでございます。
具体的な取り組みとしては、まず、武蔵野市バリアフリー構想の後期計画に基づき、味の素スタジアムへの市の玄関口となる武蔵境駅南口広場のバリアフリー構想を計画しているところであります。この整備に付随する形で、多言語化された駅前総合案内板も設置していく予定としてございます。また、第二期観光推進計画では、情報発信の強化を方策として掲げてございます。具体的な手法について計画上の定めはございませんが、現在、さまざまな情報発信ツールが開発されており、2020年に向けて、この動きが加速していくと考えられることから、新しい情報発信ツールを活用した事例を研究し、本市に適した強化策を今後検討していくべきと考えております。
次に、4点目、アニメやコミックなどを活用したインバウンド市場開拓についてというお尋ねでございます。
(1)として、武蔵野市はさまざまなコミックやアニメの舞台となっており、いわゆる聖地が存在する。これは大変な観光資源になると考えるがいかがか、見解をということでございます。市内には多くの作品の舞台が存在し、これを目当てにした来街者も訪れており、既にアニメは観光資源として活用されていると考えております。特に、毎年10月に開催し、ことしで19回を数える吉祥寺アニメワンダーランドは、アニメの交流イベントとしてまちに定着し、市内外から多くの来街者を生んでいるものと認識してございます。アニメというのは、今後も大きな観光資源になるものと考えているところでございます。
2番目で、8月26日にクールジャパン拠点連携実証プロジェクトに採用された、アニメの舞台となった地域を核とした拠点間連携による日本の魅力の一体的・効果的発信で、訪れてみたい日本のアニメ聖地88に武蔵野市が2作品、聖地として選定されたということについての感想、あわせて観光資源としての積極的な活用・利用についてどうかということでございます。
幕張メッセのアニメイベント会場で行われましたアニメ聖地88の発表会には、市と武蔵野市観光機構から職員が参加をしております。全国88カ所の聖地のうち、本市を舞台にした「SHIROBAKO」と「そにアニ」の2作品が選定されたことは、アニメファンによるこれらの作品の評価が高いこと、市内にアニメ制作会社が多いことなども大きな理由と思いますが、舞台となった本市の情景なども作品の評価を高める一助であり、誇らしく思っているところでございます。観光資源としての利用については、観光機構を通じ、アニメ制作会社や舞台となった地域の商店会などの関係者と早急に対応を協議し、この選定を機に、当地を訪れるアニメファンや来街者に楽しんでいただき、再び訪れてもらえるような質の高いサービスや商品などの提供を検討すべきと考えております。
一方で、例えば「君の名は。」がございましたけれども、その舞台地などでは聖地巡礼に訪れるアニメファンらの行動やマナー、車の渋滞、ごみの増加などが課題となっておりますので、観光資源として発信するには、観光公害とならないような対策も同時に必要と、このように認識をしているところでございます。

◯14番(藪原太郎君)  御答弁ありがとうございました。
順番に、はな子のことからいきますと、確かに私もはな子の像が今、設置されているのを見ると、あそこに新たに何かをつくるというのは難しいなと感じております。QRコードやサイトへの接続なども、今後の対応として考えていきたいということで御答弁をいただきましたので、これについては、ぜひそういう方向でも構いませんので、進めていただきたいなと思います。
あと、多言語化対応などでも、QRコードや新たな情報発信のツールなどを検討ということで御答弁があったかと思いますので、これについては、その場所でWi−Fiに接続する。要するに、そういった情報を得るためにインターネット環境に接続することが必須条件になってくるのではないかと思います。もちろん、突然切断してしまうとか、速度が急に落ちてしまうとか、そういったことはどこでもしようがないことだとは思いますけれども、逆に言うと、Wi−Fiが整備できることで、多言語化対応、もしくはその案内表示などがもっとすっきりと整理されたものになっていくのではないかと考えています。
今後、接続エリアの拡大はないということですが、例えば今、吉祥寺フリーなどであれば、吉祥寺の主なエリアはカバーしているとは思うのですけれども、もう少し、例えば東側などだと吉祥寺大通りを境に、ヨドバシ側は切れてしまうのです。エリアの外になってしまうのです。そうすると、ちょっと狭いのかなというふうにも感じます。もちろん、これは提供事業者との契約もあるかと思いますが、多言語対応やその案内の情報発信、これと絡めてWi−Fiは必須ということで、あわせて検討していっていただければと思いますが、いかがでしょうか。
あと、観光聖地88についてですけれども、これは確かに今、さまざまな地域で盛り上がってきているのが、こういったアニメや映画などでのまちおこし、観光おこしだと思います。その一方で、確かに一挙に大勢の方が訪れるような観光公害というのですか、そのマナーの問題、ごみの問題、渋滞の問題ということで御答弁をいただきました。これは本当に切実な問題になるのではないかなと思います。ただ、その中で成功している事例も中にはありますので、そうした事例などをぜひ参考にして、そういった研究なども進めていただきたいと思いますが、御見解はいかがでしょうか。

◯市 長(邑上守正君)  吉祥寺フリーWi−Fiは、国の補助金を活用して地元商店会と武蔵野市開発公社が実施している事業でありますので、今後、吉祥寺Wi−Fiの拡充等については、開発公社と相談すべき課題だと思っておりますが、全般的にWi−Fi環境というのは充実の方向で考えなければいけないと思っておりますので、今後、よくよく検討すべきと思っています。
また、アニメに関しては、大切な観光資源であることは間違いないし、多くの方が訪れていただけるということもございますので、そのあり方については、観光公害がないような形での取り組みを前提に、関係者間でなるべく至急、対策を考えていきたいと思っています。

◯14番(藪原太郎君)  大切な観光資源ということで御検討いただけるとのことで、よかったなと思います。
それで、さっき私、一緒に言おうと思ったのですけれども、すぐ思い出しました。これは、聖地化すると、成功すれば人は大勢訪れると思います。それで、いろいろなトラブルや問題も出るかと思うのですが、実は東京オリンピック・パラリンピックが始まれば、味の素スタジアムへのアクセスのよさから、この武蔵野市は、特に先ほど御答弁にもありましたように、武蔵境はアニメの聖地どころではないほど人が訪れるのではないかなと思うのです。そうした意味では、このタイミングで来街者がふえるようないい機会だと思います。この時期に来街者をお迎えするようなリハーサルができるのではないかと思いますので、ぜひそのあたり、今回の聖地化というのも、オリンピックに向けた一つのいい試金石というか、そういった意味で捉えていただいて、ぜひ前向きに進めていただきたいと思います。これは要望ですけれども、もし御意見があればお聞かせいただければと思います。

◯市 長(邑上守正君)  味スタが東京オリンピック・パラリンピックの会場になるということから、その玄関口として、境だけではなくて、吉祥寺駅も含めての話だと思っています。オリンピックのお客様の層とアニメの聖地に集まるお客様の層は若干違うかもしれませんが、多くの方に来ていただくという視点では、同じような取り組みやモデルにもなる可能性がございますので、先行してアニメ聖地の取り組みを進める中で、今後、オリンピックでのお客さん対応、そしてその後のレガシーにつながるようなものに発展するような形でのアニメの資源を活用できたらと思っています。

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