討論 議会報告

平成29年第1回定例会 討論

2017.03.14 : 平成29年第1回定例会(第6号) 本文

◯14番(藪原太郎君)  それでは、陳受29第3号 建築確認行政の公平適正な運用を求めることに関する陳情について、会派を代表いたしまして、委員長報告に反対、陳情に反対の立場で討論をいたします。
今回は、武蔵境駅北口市有地有効活用事業にて建築が予定されている建築物について、その屋上活用の違法性について問われました。この建築物の予定地は都市計画法により、2階までしか建ててはいけないと制限をされています。陳情による指摘では、昇降機塔や階段ホールなどが3階部分に相当し、都市計画法に違反するのではないかという内容でした。
平成7年5月22日に、日本建築主事会議会長より各特定行政庁建築主務部長宛てに通達された「高さ・階数の算定方法・同解説」によれば、水平投影面積の合計が建築面積の8分の1以下で、通常の使用時に人が内部に入らないものであれば、階数に算入はされないと定義されています。
質疑の中では、この考え方は時代に合わせて変化をし、最新の見解では、現在、階数に算入されないものとなっているとの答弁があり、これは東京都も認めているとのことでした。したがって、この屋上設置物について違法性はないということが明らかになりました。さらに、屋上設置物の基準についての明確な答弁、違法建築ではないという明確な答弁、市有地と民有地で同じ建築確認行政を進めるという明確な答弁がありました。陳情者が本陳情で求めている内容は、既に明確なものとなっております。
本市においては、建築確認行政事務が東京都から移管されて以来、きめの細かい建築確認行政を行い、大変良好な住環境の形成にも寄与してまいりました。このことは陳情要旨にも記載され、陳情者も認めるところであります。
しかしながら、この陳情者のように、市の事業を専門家の目でしっかりと見ていただけることは非常にありがたいことでありまして、今後も誰に見られても恥ずかしくない、しっかりとした建築確認行政を行っていかねばなりません。武蔵境駅北口市有地有効活用事業のこの建築物は、これから本格的な設計段階となります。誰が見ても不安のない設計をしていただき、そして、武蔵境の新たなにぎわいを創設する施設として、地域の方々、そして市民の方々から愛される有効な施設となることを願い、反対討論とさせていただきます。

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