一般質問 議会報告

平成27年第4回定例会 一般質問

2015.12.02 : 平成27年第4回定例会(第1号) 本文

◯14番(藪原太郎君)  14番、藪原太郎です。通告に従いまして、一般質問を行わせていただきます。
今回、大きく分けて3つの項目について質問をいたします。
まず1つ目は、大きな項目、学校の管理下における事故と対応についてです。ことしの9月に大阪で起きた組み体操の事故、巨大ピラミッドが崩れ、6人の生徒が重軽傷を負った事故は記憶に新しいことと思います。私も小学生のときに運動会でピラミッドを経験しましたが、私は体が大きかったことから、当然のように一番下の段となり、かなり苦しいというか、痛い思いをした記憶があります。ともあれそのときは事故もなく、無事に終わり、今ではよい思い出となっております。これは事故にならなかったからよい思い出になったわけで、もしも事故が起きていたら、児童や生徒にとってはつらい記憶となって残ってしまうのではないでしょうか。
学校の管理下における事故の危険性は、組み体操に限らず、いろいろな場面に潜んでいます。体育や武道の授業、クラブ活動や部活動、理科の実験、校外学習などでの移動など、数え上げれば切りがありません。文部科学省の資料によると、運動部活動における死亡、重度障害事故は、柔道、野球、バスケットボール、ラグビーが目立って多く、それぞれ小・中学生にとっても比較的身近なスポーツであることから、専門的な知識をしっかりと持った指導者が指導を行う必要があると考えます。
危険を予見し、未然に防ぐ、事故は発生させないことが一番大切です。しかし、残念ながら100%防ぐということはできません。万が一起きてしまった場合には、その対応が大切です。正しい応急処置、また程度に応じては119番通報などです。場合によっては即命にかかわるような事故も起きないとも限りません。そのような場合には、すぐに関係部署や保護者との連携をとり、最善を尽くす必要があります。ほかの自治体のことで、本市においては今まで、また今後もないと信じておりますが、指導中に倒れた生徒を指導者が放置したり、事故の原因を学校ぐるみで隠蔽したりということもあったなどと聞き及んでおります。そういうこともあわせて防がなければなりません。
それでは、大きな1つ目の項目、学校管理下における事故と対応について、3つの質問をいたします。
本市の市立小・中学校の管理下における事故のうち、骨折など、完治まである程度時間を要するような、または完治に至らないようなけがなどは、どの程度発生しているのか、また、そのけがの原因をお伺いいたします。
2、武道の授業や部活動においては、それぞれ指導者は専門的な知識を持っているのかどうかをお伺いいたします。
3、万が一事故が発生してしまった場合の対応は定められているのかどうかをお伺いいたします。
次に、大きな項目の2つ目、平成27年度武蔵野市総合防災訓練について、お伺いいたします。
10月25日に行われた総合防災訓練では、私も複数の会場を見学させていただきました。全体的に大変よい訓練であったと感じました。訓練の目的の一つに、市及び避難所運営組織の対応能力を向上し、初動態勢の充実を図るためとあります。この避難所運営組織は主に地域ごとの自主防災組織の方々が担っていたと、私は感じました。また今回は、メーン会場である第一中学校で、新たな試みとして聴覚障害者対応訓練、ペット対策訓練、避難行動要支援者対策訓練も実施されました。これは実際に災害が起きた際には必要となる対応、対策であり、新たに訓練に盛り込んだことは大変評価するところであります。
訓練は成功に終わったと私は感じておりますが、訓練後に問題点を洗い出し、災害への備えをより万全なものとすることは非常に重要なことだと考えております。そこで、大きな2つ目の項目、平成27年度武蔵野市総合防災訓練について、3つの質問を行います。
1、新たに加わった訓練である聴覚障害者対応訓練、ペット対策訓練、避難行動要支援者対策訓練について、また訓練全体の評価、反省点をお伺いいたします。
2、市民の参加人数は何名程度であったでしょうか、お示しいただきたいと思います。
3、参加者からの訓練に対する評価や感想、反省点などはいかがであったでしょうか。見解をお伺いいたします。
最後に、大きな項目の3つ目、地域社会、地域活動においてのおやじの会についてです。
市内の小・中学校には、保護者の有志、ここでは主に父親になりますが、組織されたおやじの会が多数存在します。小・中学生の保護者がメーンなわけですから、子育て世代、生産世代、働き盛りの世代の方々が主に中心となっているのではないでしょうか。そして、学校行事や地域防犯、自主防災にも積極的にかかわり、地域の一員として活躍をしています。長期計画の中では、地域活動の問題点として高齢化や固定化などが挙げられていますので、おやじの会がこれらにも、これからも地域で活躍できるような仕組みが必要だと私は考えております。
ここで、地域社会、地域活動においてのおやじの会について、3つの質問をいたします。
1、市内の小・中学校の中で、いわゆるおやじの会、この活動がある学校を把握されていますでしょうか。御認識をお伺いいたします。
2、地域によって差があるものの、おやじの会が学校行事や地域防犯、自主防災などにも積極的にかかわっている地域もあると思いますが、この御認識をお伺いいたします。
3、長期計画の基本課題では、地域社会、地域活動の活性化に参加者の広がりが見られない、メンバーの高齢化、固定化などが挙げられていますが、対しておやじの会は非常に期待が持てるのではないかと私は考えますが、これについての御見解をお伺いいたします。
以上で壇上からの質問を終わります。御答弁、よろしくお願いいたします。

◯市 長(邑上守正君)  それでは、藪原太郎議員の一般質問にお答えしてまいります。学校の管理下における事故と対応等についてということでございまして、3つの大きな御質問をいただいています。
まず1番目の学校管理下における事故と対応については、これは後ほど教育長より答弁があります。
大きなお尋ねの2番目の総合防災訓練について、お答えしてまいります。まず1点目に、聴覚障害者対応訓練、ペット対策訓練、避難行動要支援者対策訓練について、また全体の評価、反省点、市民の参加人数、参加者からの訓練に対する評価や感想、反省点などはいかがであったかという御質問でございます。ちょっと答弁の都合上、全体の話をさせていただいて、個別の訓練についての話を順次述べたいと思います。
まず総合防災訓練全体の概要でございますが、首都直下型の地震及び東海地震の警戒宣言を想定し、市防災関係機関及び地域住民が一体となって、発災直後、急性期における対応訓練を実施し、初動態勢の充実、強化を図ることを目的としておるところでございます。市役所の中では災害対策本部訓練、市立小・中学校18校と都立高校2校では避難所開設運営訓練、武蔵野赤十字病院においては医療連携訓練を実施したところでございます。それに加えまして、主会場である第一中学校において、御案内いただきましたが、新規訓練として聴覚障害者対応訓練、ペット対策訓練及び避難行動要支援者対策訓練を行ったところでございます。また、第一中学校のメーン会場においては、警察、消防、消防団による演習もあわせて実施したところでございます。
参加者数は、トータルでございますが、1,764名、全ての訓練、つまり20カ所の避難所の訓練も含めての話でございますが、1,764名の参加者を得ております。評価、反省点等でございますが、今年度検討を行ってきた避難行動要支援者対策訓練を、モデル的にではあるが実施できたこと、そして、かねてから課題であった聴覚障害者対応訓練やペット対策訓練も実施できたことは評価できるのではないかなというふうに思っています。一方、演習を訓練に組み込んで実施したことに伴い、人員や時間的な制約などから、それぞれの訓練の深掘りというか、追求がなかなかできていなかったかもしれません。それぞれの訓練を充実した内容とするため、次回の訓練に向けて検討していきたいと思っています。
参加者の評価でございますが、メーン会場で参加者にアンケートを行いましたが、アンケート結果によりますと、警察署、消防署、消防団による演習については、災害時の防災関係機関の動きがイメージできた、心強いと思ったなどの感想を寄せていただいています。実際に起こり得る内容の訓練であったのがよかった、総合的にいろいろな訓練を見て、参加できてよかったなどの感想も数多くいただきましたが、一方で、訓練に参加したが、指示命令系統がわかりにくかった、緊急時に同様のことができるか不安を感じた。訓練の認知度が上がり、住民の参加率が上がればいいなどの意見をいただいたことから、これらの意見を次回の訓練に向け、検討していきたいというふうに思っています。
そして、個別の訓練でございますが、新規に行いました訓練について申し上げます。聴覚障害者対応訓練でございますが、参加者数は32名でございました。障害当事者は、聴覚障害者協会の会員を中心とした12名、支援者については支援団体より20名の方に参加いただきました。評価、反省点につきましては、初めて障害者に特化した訓練が実施できたこと、また訓練の内容については、印刷物やホワイトボードを活用した視覚による情報提供が実践できたことが挙げられております。一方、避難所受付において、受付者への事前説明が不足していたために、障害当事者とのコミュニケーションがうまく図れないケースが発生したことなど、幾つかの課題が挙げられております。訓練終了後、参加団体関係者とも意見交換会を開催したところでありますが、今後も当事者及び支援者と連携を図り、災害時における聴覚障害者への情報保障のあり方についても研究を進めていきたいと考えています。
次に、ペット対策訓練でございますが、今回初めて実施したペットの対策訓練では、課題抽出を目的として、事前登録をしていただいた7家族9頭──これも小型犬のみということで対応したところでございますが──を対象に、自宅から避難所までのペットの同行避難と、避難所における、ケージに入れたペットと離れて過ごす訓練などを実施したところでございます。また、訓練には、災害時のペット対応に携わることが想定されます東京都獣医師会武蔵野三鷹支部、東京都動物愛護推進員、行政担当者との連携により実施したところでございます。評価といたしまして、全体的な評価としては、訓練参加者数が少なかったということでございますが、ペット避難の基本的な考え方、避難所でのペットスペースのイメージ、あるいは飼育ルールなどについて、飼い主自身にもPRすることができたというふうに思っています。また、当日は寒く、風も強かったということもあり、参加のペットの鳴き声などもあり、避難場所や避難所運営における課題なども抽出できたのではないかなというふうに思っています。今回抽出できた幾つかの課題などの解決に向けて、獣医師会武蔵野三鷹支部などとも連携しながら検討を進め、今後の対応につなげていきたいというふうに思っています。
次に、避難行動要支援者対策訓練でございますが、これは3つの項目になりますが、災害時要援護者安否確認訓練、災害時要援護者避難支援訓練、避難行動要支援者安否確認訓練を実施したところでございます。本市における避難行動支援体制について、訓練を行うことによって、体制の実行性を確認することともに課題を抽出していこうと、今後の体制構築に生かしていこうということを目的に実施いたしました。参加者数は60名ということでございます。評価、反省点としましては、さまざまな訓練参加団体が、それぞれ安否確認コーディネーター、避難支援コーディネーター、安否確認チーム、避難支援チームなどに分かれて一つの訓練をやり遂げることができたというふうに考えています。安否確認コーディネーターと避難支援コーディネーターがお互いに相談しながら、シナリオにはない部分について臨機応変に、積極的にコーディネートも実施していただいたところでございます。参加者の評価としては、役割の割り振りがあらかじめできていたのでスムーズに動けたということ、トップダウンで指示がされたので大変わかりやすかった、地図やシートなど、仕組みがしっかりしていたというようなことをいただいています。ただ、避難支援チームの編成がなかなか難しかった、地域の地理のわかる人が集まるかどうかということも課題として挙げられています。また、地図に歩く経路なども引いてあると非常にわかりやすいといったような御指摘もいただいています。土地勘がなく、住宅地図に名前もないという、また表札なしだと、なかなかスピーディーな支援ができないといったような課題も指摘いただいたところでございます。
いずれにしましても、今回の総合防災訓練で初めてやったような項目の課題等も生かしながら、今後の訓練につなげていきたいというふうに思っています。
次に、大きなお尋ねの3点目で、地域社会、地域活動においてのおやじの会についてということでございますが、1点目の小・中学校でのおやじの会の活動についてということにつきましては、後ほど教育長より答弁があります。
2番目の、地域によって差があるものの、おやじの会が学校行事や地域防犯、自主防災などにも積極的にかかわっている地域もあると聞くが認識を伺うということでございますが、私からは防災、防犯に関しての御質問にお答えしてまいります。自主防災に関するおやじの会の活動については3つ挙げられておりまして、千川おやじーず、第一小学校おやじの会、そして五小PTAオヤジ倶楽部、以上3つのおやじの会が具体的に児童の宿泊訓練を行っておりまして、市としては、その際、毛布、マットなどの貸し出しと啓発用の備蓄食料等の提供をしているところでございます。コミュニティ協議会の活動では、八幡町のコミセンまつりの模擬店等に千川おやじーずの皆さん方にも参加いただいて、活発に活動いただいているというふうに聞いております。また、地域防犯については、おやじの会の活動情報、やられているかもしれませんが、ちょっと現状では情報が入手できていない状況でございますが、今後活動内容については把握をしていきたいというふうに思っております。
次に3番目で、地域活動の活性化に対し、おやじの会は期待が持てると考えるが見解を伺うということでございますが、御指摘のとおり、やはり現役世代の男性は地域活動とつながりを持ちにくい層でありますが、地域においては大切な役割を担えるというふうに思っておりますので、おやじの会の活動、現状では土日、休日が中心ではございますが、男性ならではの活動に取り組んでいただいているというふうに認識してございますので、今後ともこのような活動が各地域で広がることを期待しているところでございます。
私からは以上でございます。

◯教育長(宮崎活志君)  それでは、私からは大きな御質問の1問目、学校の管理下における事故と対応について、お答えしたいと思います。
市立小・中学校の管理下における事故のうち、骨折等、完治まである程度の時間を要するようなけが等がどの程度発生しているのかという御質問でございますが、これは独立行政法人の日本スポーツ振興センター法の施行令に定められております学校の管理下、すなわち授業中、部活動及び学校外の試合等も含む課外授業、それから通常の経路及び方法による通学途上などで起こった事故でございますが、そのうち今年度発生したけがの程度の大きい事故については、骨折が3件、歯の欠損、目の打撲、顔の裂傷が各1件、合わせて6件の報告を学校から受けているところでございます。その原因についてでございますが、骨折3件のうち、部活動の試合中に相手チームの選手と接触したことによるものが2件、運動会の組み体操の練習中に、2人組みの演技で転倒したことによるものが1件でございます。また、歯の欠損については、宿泊学習で友達とふざけ合った際、歯をぶつけたことによるもの、目の打撲については、部活動の試合中に相手チームの選手と接触したことによるもの、顔の裂傷については、授業中に工作用具が顔に当たったことによるものでございます。
次に、2点目の、武道の授業や部活動においては、それぞれ指導者は専門的な知識を持っているのかという御質問でございますけれども、まず武道の授業についてでございますが、保健体育科の教員は大学の教員養成課程におきまして、柔道、剣道、相撲などの武道を履修するとともに、平成24年度の中学校学習指導要領改訂に伴う男女の武道必修化以降、武道の研修会を受講し、専門的な知識や技能など、指導力の向上や安全性の確保に努めているところでございます。また、部活動につきましては、教員の競技や指導等の経験を踏まえ、校長が部活動の顧問教員を決定しておりますが、顧問教員の専門性や部活動の状況等に応じて、外部指導員も活用して、活動内容の質の向上や安全性の確保に努めているところでございます。
3点目に、万が一事故が発生してしまった場合の対応は定められているのかという御質問でございますが、事故や災害等さまざまな場面を想定し、学校ごとに、全教職員が共有する形で、手引書等の中で定めております。また、特に児童生徒等の身体、生命の危険にかかわる事故等については、学校が迅速に対応し、教育委員会に必ず報告するよう、年度当初の校長会等で常に指示しているところでございます。
次に、大きな御質問の3、地域社会、地域活動においてのおやじの会についてでございますが、いわゆるおやじの会についての把握、認識ということでございますけれども、おやじの会というのは小・中学校の男性保護者が中心となって、自主的な活動を行っているものと認識しているところでございます。社会教育団体への登録などはありませんで、教育委員会との直接のかかわりはないわけですけれども、ことしできたというものも含めて、現在6つの小学校区、2つの中学校区で活動されていると聞いているところでございます。それぞれの会の活動状況も本当にさまざまでございまして、学校とのかかわり方も一様ではないと認識しているところでございます。
そして、2点目でございますが、先ほど市長からは地域防犯、自主防災などにかかわることで答弁がございましたが、私からは、おやじの会と学校行事とのかかわりについてでございます。ただいまも申し上げましたように、おやじの会と学校とのかかわりも一様ではないと認識しておるところですけれども、その中でも、会によっては運動会などの学校行事や地域での見守りなどに協力をいただいているようでございます。また、各会とも活動の中で学校の体育館や校庭などを利用しておりまして、各学校ではこれに対して会の活動を支援しているところでございます。教育委員会としては以上のように認識しているところでございます。

◯14番(藪原太郎君)  ありがとうございます。再質問をさせていただきます。
順番にいきますと、学校管理下の事故の件の質問についてですけれども、事故件数並びに事故の原因など、お聞かせいただきました。いただいたのは今年度で、これというのは、その前の年なども含めて大体同じような推移なのでしょうかということと、あと、この発生した事故のうちで、例えば保護者の方とトラブルになったとか、または本人とトラブルになったとか、そういった関係が悪化してしまったケースなどはあるのでしょうかということをお聞きしたいなと思います。
それから、防災についてですけれども、これはちょっと聞いたというか、そういう声をいただいたということなのですけれども、ちょっと市の職員の参加が少ないのではないかというような声を耳にしました。これは日曜日ですので難しいところもあるとは思うのですけれども、平日昼間に災害が発生した場合などは職員の皆さんもいらっしゃるわけなので、なるべく多くの職員の方に訓練に参加していただければなと思います。もし職員の方の参加人数がわかればお示しいただくとともに、この辺の御見解をいただければと思います。
あと、市民の参加人数ということで、1,764名ということでした。御答弁いただきました。14万人に対して1,764名、もちろんその14万人全員がいるとも限らないわけですから、これを多いととるか少ないととるかはまたちょっとあれですけど、もう少し参加してもらってもいいのかなとも感じます。これについては、参加されなかった方はそれぞれ御都合あるとは思うのですが、何かその点について今後、例えばふやしていきたいということについてのお考えなどはありますでしょうか、御見解をいただければと思います。また、避難所運営が本当に必要になったときには中学生が大きな戦力となるということで、以前そういった取り組みもしているということをちょっとお聞きしたこともあったと思うのですが、例えば今回のような訓練で、教育の一環として中学生に加わってもらうなどということを今後検討してみてはいかがかと思うのですが、これについても御見解をお伺いしたいと思います。
それから、参加者の方にアンケートを配付して、ある程度情報収集して、反応をフィードバックしたということでお伺いしました。ただ、メーン会場だけで配付されたというような内容だったと思います。とすると、ちょっと全体的には、実はその辺は足りないのではないかなとも思いますし、参加された方と意見交換をしたという御答弁があったかと思うのですが、これはどういった範囲の方がその意見の交換に参加したのでしょうかということをお伺いしたいなと思います。
とりあえず以上でお願いいたします。

◯市 長(邑上守正君)  防災のほうについてお答えをしますけれども、基本的には職員もいろいろな場面で参加しております。例えば各避難所では初動要員が行っておりますので、今手元に回ってきた数字では221名の参加でございます。あと、全般的に市民の参加ということは、もちろん多くの方に参加いただきたいのですが、必ずしも総合防災訓練に何万人の人が集まってほしいということではなくて、やはり地域ごとに行う身近な訓練に多くの方に参加いただきたいなというふうに思っておりますので、そのような啓発の仕方も今後工夫をしていきたいというふうに思っています。
個々のお尋ねにつきましては部長から、可能であれば補足をさせます。

◯防災安全部長(山本芳裕君)  今の御質問の中で中学生のというお話がありましたけれども、私どもも中学生については非常に期待はしておるところなのですが、この日はたまたま日曜日ということで、一中の校長先生も土曜日だったらというようなお話はいただいていましたので、今度、日程が合うようだったらぜひやりたいと思いますし、また、その後やりました二小の訓練などは、二中の学生なんかが参加してくださったりして、非常に楽しいなという印象を受けたところでございます。またアンケートにつきましては、おっしゃるとおりメーン会場だけの配付になってしまったので、ただ、避難所のほうは比較的少人数ですので、そういう意味では初動要員とのコミュニケーションの中でニーズは酌み取れているのかなというふうに思っているところでございます。あと、参加者との意見交換というのは、先ほど申し上げたペット対策で最初からかかわってくださった獣医師の方とか、それからまた聴覚障害者のほうの訓練も事前に協会の力などをかりて準備もしていましたので、事後の反省会をやったということでございます。
以上でございます。

◯教育長(宮崎活志君)  再質問でございますが、まず、学校の管理下における事故について、件数はどのぐらいなのかということですけれども、先ほど私がお答えしたのは、先ほどのような骨折とか、議員から御質問のありました歯の欠損とか目の打撲とか、大体そのぐらいの水準のけがの状況ということで、6件とお伝えしました。これは、したがって今年度ですから、まだ年度が全部終わっていませんので、これからさらに累計されるわけでございます。昨年度の場合、今と同じような程度でいきますと、大体8件ぐらいでございます。ただ、程度をもうちょっと落としていくと10件ぐらいになるかもしれませんが、ことしの、今お伝えしたような程度からいきますと大体8件ぐらい。それから、管理外でも起こっていますので、管理下に限ったものでございますと、同じような比べ方でいくと8件ぐらいで、大体例年このような数字はどうしても出てしまうというところがございます。
それから、2点目でございますが、そうした事故で保護者の方と学校がトラブルになったとか、そういったことはあるかということでございますが、今年度、それから昨年度もだと思います、ちょっと昨年度は記憶になりますけれども、今年度はございません。昨年度もなかったと思います。
以上です。

◯14番(藪原太郎君)  ありがとうございます。わかりました。
まず防災のほうからですけれども、ある程度わかりました。意見の交換というのが、新たにできた、今回から始まった訓練にかかわってくれた方中心にということであれだったのですけれども、初動要員の方と避難所運営にかかわった方がコミュニケーションをとっていただいて、ある程度情報を集めるというような御答弁をいただいたと思うのですが、もう少し積極的に情報をヒアリングというのですか、吸い上げていただいて、今後に生かしていけるような機会があるといいなと思っています。というのも、実はそういった運営にかかわった方が、ちょっと思うことがあるのだけどどこに言えばいいのかななんていうようなことをおっしゃっていたことも耳にしますので、こういったことの取りこぼしのないように対応のほうをお願いしたいと思います。これについて何かあれば御意見をいただきたいと思います。
それから、学校管理下の事故についてですけれども、これについてもおおむねわかりました。もちろん事故は起きないのが一番ですが、起きてしまった後の対応というのも非常に重要だと思います。その中で、御答弁の中ではしっかりと学校として対応して、教育委員会にもしっかりと報告をするようにということで、しっかりとされているようなので、その辺は心配ないとは思うのですけれども、例えばこれがきちんとしたフローとなって、マニュアルとなって学校側に提示されているのかどうか。私としては、もちろん事故の程度によって初動は変わると思うのですけれども、その後の対応というのは、必ずここに連絡をして、ここに報告をしてというようなフローをつくる必要があるのではないか、また、保護者からのこういった問い合わせに対してはきちんとこういうように対応するといったような、マニュアルの整備なども必要だと考えております。これについて御見解をお伺いしたいと思います。
あと、おやじの会についてですけれども、市長からの御答弁の中では、非常に肯定的に受けとめていただいているというように理解いたしました。このおやじの会なのですけれども、もちろん自主的に立ち上がっている組織ですので、いろいろ波はあると思うのですが、実は学校によって多少左右されてしまうこともあると聞いております。例えば、極端な話ですけれども、校長先生がかわったとか副校長先生がかわったとかで、会の活動が活発になったり、ちょっとしぼんできてしまったりとかということもあるということをお聞きしましたので、ぜひこれは市長として、実はおやじの会を応援しているといったようなアピールをしていただいて、学校のほうにも、もしそのような組織が自主的に立ち上がったのであれば学校はぜひ応援をしていただきたい、こういったようなアピールをお願いしたいと思います。また、このおやじの会同士、実はその地域にとどまらず、学校間というか、各会がそれぞれにコミュニケーションをとったりしております。これは本当に市内全域に広がっていけば、今後の、例えば長期計画の施策の体系にあります健康・福祉、子ども・教育、文化・市民生活などにおいても、非常にプラスにつながってくることだと思いますので、ぜひそういったアピールをしていただければと思います。これについて御意見をいただきたいと思います。
以上です。

◯市 長(邑上守正君)  まず地域での防災に関する、参加いただいた方と市とのコミュニケーションですかね。もちろん御意見は個々に伺ってもいいのですが、各地域では自主防災組織なり避難所運営組織があろうかと思いますので、まずはそこで課題を共有していただければいいと思いますし、それらの組織の役員等の皆さんとは防災課とつながっておりますので、そういう課題は比較的すぐに伝わってくるものではないかなというふうに思っております。
それから、おやじの会につきましては、これはあくまで自主的な組織ということでございますので、期待をしておりますけれども、私からあれせい、これせいということではないというふうに思っています。むしろ、例えば各学校でのPTAとの関係だとか、あるいは青少協とのつながりだとか、そういう横の連携をしていただくことによって、全体でおやじの会の存在がより認知されていくのではないかなというふうに思っております。当然のことながら各学校長も活動については認識されていると思いますので、学校長とのコミュニケーションもぜひうまくとっていただければというふうに思っています。

◯教育長(宮崎活志君)  学校管理下の事故につきまして、その対応の仕方を例えばフロー図として示すなどマニュアルの整備が必要ではないかと、こういう再質問でございますが、既に各学校、学校教育を始めてから大変長い歴史の中でいろいろな経験をして、その対応をしてきたわけでございます。多くの場合、学校では教職の校務のしおりといったようなものをまとめていたり、それから職員室内にそれをフロー図化したものを、フローチャートにしたような形で、この場合はこういうところへ連絡する、そこには校医さんの電話番号が入っていたりとか、それから緊急に診ていただく、相談する救急病院であるとか、そういったものも入ったり、することが全て一応入っている形でできております。もう既に、伝統的にできておりまして、その都度改良されていますので、特に今改めてこちらで何かこういう図をつくりなさいとか、こういうマニュアルをつくりなさいという段階ではない形で対応しているところでございます。ただ今後、いろいろ時代や環境の変化によって、予想されないような事故であるとか、それからそういうものに対応が求められるような必要があった場合には、またそれを改定していくような形で、教育委員会からも指導していきたいと思っております。

◯14番(藪原太郎君)  ありがとうございます。おやじの会につきましては、わかりました。確かに地域に密着して、しっかりとおやじの会が活動していってほしいなと私も思っております。もちろん学校の校長先生や副校長先生とのコミュニケーションも密にとっていただいて、よりよい活動をしていただければと思います。できれば、そんな中で、そういった対話の窓口を学校側から閉めてしまうようなことがないことを要望しておきます。
それからあと、事故後のフローについてですけれども、教育長のほうから御答弁いただきまして、かなり経験に基づいた、しっかりとしたフローが学校にはあるということで、安心をいたしました。おっしゃられたとおりに、今後の状況に応じて、しっかりと教育委員会としても学校と連絡を密にとって、トラブルに発展することのないように、これからもよろしくお願いしたいと思います。以上、要望で結構です。

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