一般質問 議会報告

平成27年第3回定例会 一般質問

2015.09.03 : 平成27年第3回定例会(第2号) 本文

◯14番(藪原太郎君)  民主生活者ネットの藪原太郎です。一般質問を行わせていただきます。
大きな1つ目の項目、戦争の悲惨さを風化させない平和教育についてです。
ことしは戦後70年という節目の年でもあります。また、先月8月は、広島と長崎に原子爆弾が投下され、また日本が敗戦した月でもあり、過去の戦争に思いをはせることの多いこの時期でもあります。また、参議院においては安全保障関連法案が審議されており、そしてその法案に反対する国民が国会前に集結し、抗議行動を行うなど、国民の意識や平和に対する思いも非常に高まっているのではないかと私は感じております。
私は昭和48年の生まれですので、戦争を知らない世代ではあります。しかし、明治生まれ、大正生まれの祖父母がおりましたし、御近所にもその戦争を必死に生き抜いてこられた方々が多くいらっしゃり、そうした方々から生の体験談としていろいろな話を聞かせていただく機会が多くありました。武蔵野中央公園には、中島飛行機武蔵製作所の工場跡や、巨大な煙突も残っており、聞かせていただいたお話がより生々しいものとして感じられる環境でもありました。しかし、残念ですが、時とともに、戦争の跡を感じられるものや、生の実体験を聞く機会も減ってきてしまっております。
そこで、質問のほうに入らせていただきます。
1つ目、武蔵野市は、中島飛行機武蔵製作所が初めて爆撃を受けた昭和19年11月24日にちなんで、平成23年より11月24日を武蔵野市平和の日と制定しましたが、制定以来、市や教育委員会としてどのような平和教育を行っているのかをお伺いいたします。
2つ目、武蔵野市は青少年平和派遣団を長崎に派遣するなど、青少年に対して積極的に平和教育を行っていると認識しておりますが、実際に参加した青少年たちはどのように受けとめているのでしょうか。そのことについて御認識をお伺いいたします。
3つ目、武蔵野市では平和・憲法手帳を作成し、図書館その他の公共施設で配布、また市のホームページではPDFデータの配布を行っておりますが、市民の皆様の反応、反響はいかがでしょうか。御認識をお伺いいたします。
4つ目、ここ最近は特に、安保関連法案に絡み、憲法について取り沙汰されることがふえてきています。私はこの平和・憲法手帳を学校などで配付し、平和教育、また憲法教育に生かすべきだと考えますが、そのことについてどのようにお考えでしょうか。御見解をお聞かせください。
続きまして、大きな2つ目の項目、子どもたちの安全な登下校についてお伺いいたします。
現在、市内の多くの商店街、または通学路などに防犯カメラが設置されております。私も娘を持つ父親として、このような地域の治安を向上させるための取り組みは大変うれしく感じております。そこで、通学路に設置された防犯カメラによってどの程度の効果があったのか、声かけ事案やその他不審者などがどの程度減ったのか、効果のほどを知りたくて調べてみたのですが、そのあたりの情報は警察の管轄ということで、もしかすると私の認識不足もあるかもしれませんが、知ることができませんでした。もちろん何か事件が発生すれば、防犯カメラの映像から事件の解決に向けた情報を得ることができると思います。しかし防犯とは、読んで字のごとく、犯罪を防ぐということだと私は考えております。犯罪は発生しないほうがよい、誰もが望んでいることだと思います。
1つ目の質問といたしまして、通学路への防犯カメラの設置によってどのような効果があったのか、そのことについてお伺いいたします。
防犯カメラが設置してあることをアピールすることは、犯行を企てる者やよこしまな者に対して一定の抑止力となるのではないでしょうか。しかし一方では、個人のプライバシーなどの問題もあり、防犯カメラの設置を不快に感じる方もいらっしゃることも事実です。2つ目の質問といたしまして、防犯カメラを設置したことによるクレームや苦情、問題となることなどはありませんでしたでしょうか。御認識をお伺いいたします。
現在、市内の多くの学区域では、地域の有志の方々やボランティアの方々が子どもたちの登下校を見守ってくださっております。このことについては、改めて心より感謝の意を表するものであります。3つ目の質問といたしまして、このような地域の方々の行ってくださっている見守りについて、御認識をお伺いいたします。
通学路をより安全なものにするためには、地域の方も子どもたちを見守っているぞ、防犯カメラも設置してあるぞ、そういったことをアピールすることは非常に重要ではないでしょうか。4つ目の質問といたしましては、防犯カメラに加え、地域の方々の見守りの目があることが、子どもたちを狙う犯罪を未然に防ぐ抑止力となっていると考えますが、そのことについての御見解をお伺いいたします。
お隣の西東京市では、平成18年の2月より、児童の下校を知らせる内容の防災無線を放送しています。開始当時は専門家の音声を使用して放送を行っていたとのことですが、平成18年9月からは、見守りの対象である小学生の声を学期ごとに録音して放送しているとのことです。西東京市の教育委員会の方にお聞きしたところ、下校時の見守りへの市民の協力、子どもへの帰宅の促しについてはある程度の効果を上げている。また、この防災無線を通じて市民全体の防犯への意識の向上にも効果があると考えていると評価しておりました。また、既にある設備を使うことにより、コストがほとんどかからずに、それに対して効果が非常に大きいので、すばらしい取り組みであると感想を述べておりました。
5つ目の質問といたましては、防災無線を通じて子どもたちの下校を知らせる放送を行うことで、さらに抑止力、見守り意識の向上につながると考えますが、そのことについてはどのようにお考えでしょうか、御見解をお聞かせください。
以上をもちまして壇上からの質問を終わりといたします。御答弁よろしくお願いいたします。

◯市 長(邑上守正君)  それでは、藪原太郎議員の一般質問にお答えしてまいります。戦争の悲惨さを風化させない平和教育等についてであります。
まず1点目の、戦争の悲惨さを風化させない平和教育等についての1点目、平和の日制定後の平和啓発についてということでございますが、平和の日制定以前から、武蔵野市では市民参加のもと非核都市宣言平和事業実行委員会を設けて、さまざまな事業を進めているところでございますが、この平和の日制定に当たりまして、大きくは3つの平和事業が年間でできてきたのではないかなというふうに思っています。1つは、5月の憲法月間におけます平和事業、それから8月におきます、これは広島、長崎の原爆投下と、それから終戦の記念日等がございますので、それに絡んだ平和事業。そして11月24日の平和の日に絡んだ、これは主に武蔵野市の戦争の歴史を伝えていこうということを主にしておりますけれども、そのような大きな節目の3つの事業を、1年を通じて展開をしてこれたのではないかなというふうに思っております。
平和の日を制定した平成23年には、ピースむさしの未来をひらくつどいというイベントを、平和の日制定記念として行い、市立公園はらっぱむさしのに、長崎市の被爆クスノキ2世と、市民の木ハナミズキも植樹をした経過がございます。24年以降も毎年11月24日近辺に、非核都市宣言平和事業実行委員会の協力を得て平和の日イベントを実施、平和に関して著名な方も招いて講演を行うほか、平和に関するパネル展などの取り組みを行い、平和の大切さを訴えてまいりました。今後も平和事業実行委員会の協力を得て、これらの平和啓発事業に取り組んでいきたいというふうに思っています。
また、この間、武蔵野市から伝える戦争体験集を平成22年、24年、そして今年度と、第3集まで発行することができました。また、他の議員からも御説明いただきましたが、DVD「武蔵野の戦争体験を語り継ぐ〜平和を願って〜」を作成いたしました。今後も平和の大切さ、戦争の悲惨さを次代に伝えていくために、これらの取り組みも行っていきたいというふうに思っています。
2番目で、青少年平和交流派遣団が事業に参加しての受けとめ方についての認識ということでございますが、参加した青少年の応募動機を見ますと、以前広島の原爆について研究したので、長崎についても学びたい。これから世界に出ていく日本人として、原爆について現地で学んでみたいなどで、平和に関して非常に高い意識のある青少年が団員として参加したのではないかなというふうに思っています。
現地では、長崎市長を表敬訪問した際には、事前学習を生かして、平和祈念式典の経緯について長崎市長に質問するなど、非常に有意義な意見交換を行うことができたというふうに思っています。長崎市が主催されました青少年ピースフォーラムでは、全国各地から参加した同年代の青少年との討議において積極的な発言を行っていたということであります。事前学習や現地でのこれらの取り組みを通じ、平和を確立していくためにさまざまな方法があること、平和を続けていくためにどうするべきかなど、改めて平和を考え、平和の大切さを再認識できたのではないかというふうに考えております。
次に、平和・憲法手帳に対する市民の反応ということでございますが、5月開催の憲法月間記念行事におきまして、来場者全員に配付をさせていただきました。このときの講演の中で、講師の谷口真由美先生が、平和・憲法手帳を使っていただきまして、その中身について、特に年表や憲法の条文について触れて話をされ、この冊子自体、大変講師からも来場者からも好評だったというふうに聞いております。またあわせて、6月上旬にNHKの首都圏ニュースで取り上げていただきまして、これを見た市民の皆さん方から問い合わせをいただく結果となりまして、配付数が増したということもございまして、当初作成の1,000部が6月中旬にはなくなりましたので、急遽追加の1,000部を印刷した経過となっております。
市民からの主な感想の例としましては、武蔵野の空襲の歴史や市の平和施策が写真入りで掲載され、勉強になった。憲法全文を読んで、改めて日本国憲法が大切だと感じた。平和や憲法の大切さを認識するきっかけとなった。ぜひ多くの方々に読んでもらい、平和や憲法に関心を持ってもらいたいといったような感想が寄せられているところでございます。
学校での配付等については、後ほど教育長から答弁があります。
次に、大きな御質問の子どもたちの安全な登下校についてということで、私からは3番目以降、お答えしてまいります。
3番目と4番目をあわせてお答えしますが、3番目は、多くの学区域では地域の方々が見守りなどを行ってくださっているが、そのことについての御認識はということ、そして4番目で、防犯カメラに加えて地域の方々の見守りの目があることが、子どもたちを狙う犯罪を未然に防ぐ抑止力となっていると考えるが、そのことについての御認識を伺うということでございますが、まさにそのとおりだというふうに思っております。多くの地域の方々の協力のもと、子どもたちの登下校の安全が図られているというふうに考えております。安全安心への取り組みというのは、再三いろいろな場面で申し上げでございますが、市だけではなかなかなし得ないということから、地域の方々の、自分たちの地域は自分たちで守ろうという意識が大変大切でございますので、今後ともその取り組みには期待をしていきたいというふうに思っています。
また、個別の対応としましては、例えば地域での活動としては市民安全パトロール隊や防犯協会の各支部の方々、自主防犯組織の方々などのボランティアでの見守りも行っていただいているところでございますし、また、警察、学校、青少協、PTA等、関係団体の協力を得て、平成9年度に、子どもを守る武蔵野連絡会を設置しております。またあわせて、翌10年からは、子どもが危険を感じたときに緊急避難できる場所として、子どもを守る家、平成11年からは、犯罪の抑止力を高めるため、市内を縦横に移動できる自転車に防犯PR用の帯を取りつける、みんなで子どもを守ろう自転車防犯帯の活動を進めているところでございます。平成26年度において、子どもを守る家は1,946件の登録をいただいています。また、みんなで子どもを守ろう自転車防犯帯は3,408件の登録をいただいて、多くの地域の方々に協力をいただいていると、このように認識をしてございます。
5番目でございますが、防災行政無線を通じて子どもたちの下校を知らせる放送を行うことで、さらに抑止力、見守り意識の向上につながると考えるが御意見をということでございます。いろいろ調べますと、26市でも16市がこのような取り組みをされているということでございます。23区の中では複数の区ということでございますので、26市のほうが取り組みがあるのかなというふうに思いますが、確かに、子どもが下校する時間に合わせて地域の方にお願いするということは一定程度の効果があろうかと思っていますが、武蔵野市の場合は大変高密度なまちでございます。また、防災行政無線の設置のさまざまな、この間課題がありました。聞きにくいという問題と、逆にうるさいというような、そんな話も伺いますし、そういう状況から、例えば学校単位でやると、学校間の距離がすごく近いものですから、情報が錯綜してなかなか伝わりにくいといったような課題もあろうかと思っております。
市としましては、防災行政無線というよりか、何か別の方法で子どもたちの下校について地域の方にお伝えできるような方法がないかなということを、ぜひ考えてみたいというふうに思っています。地域の皆様方も、そういう連絡があれば、家にいれば外に出て子どもたちを見守っていきたいというような声もいただいておりますので、伝達方法については今後よく研究をしてまいりたいというふうに思っております。
以上でございます。

◯教育長(宮崎活志君)  それでは、私のほうからは、まず1番の質問です。戦争の悲惨さを風化させない平和教育等についてということで、教育委員会としての平和に関する学習の取り組みについての御質問でございますけれども、先ほど市長からも答弁がございましたけれども、教育委員会におきましても、平成23年の平和の日制定以前から継続して、学習指導要領の趣旨を踏まえ、平和に関する学習の視点に基づいた指導内容を各教科等の年間指導計画に位置づけて適切に行うよう、小・中学校に指導しているところでございます。また、平成26年3月に発行いたしました小学校の副読本「武蔵野市のいま・むかし」の中には、1つの章を設けて、戦争中の武蔵野市の様子について理解し、平和に向けた社会貢献について児童に考えさせる内容を掲載しております。
小・中学校における平和に関する学習として、例えば社会科の授業を中心に、日本国憲法の平和主義の考え方や世界平和の実現に向けた取り組みなどについての理解を深めております。また、総合的な学習の時間の中で、平和などをテーマにした課題学習に取り組んでいる学校もございます。こうした学習の中では、地域の方をゲストティーチャーとして学校に招き、戦争体験について話していただいたり、国際理解をテーマとした調べ学習の中で世界平和に関する課題を追求して、ポスターセッションにより学習発表を行ったりするなどの取り組みもございます。さらに中学校社会科の公民的分野では、多発する地域紛争を含めた国際情勢の変化や歴史的分野における学習との関連を踏まえながら、我が国の安全と世界平和の実現の方策を考えさせるという学習も行っております。
今後とも、児童生徒に命のとうとさや戦争の悲惨さ、平和のとうとさを理解させ、世界平和の実現に貢献する意欲や態度を育てるための教育を充実してまいりたいと考えております。
次に、平和・憲法手帳を学校等で配付し、平和教育に生かすべきであるとの御質問でございますが、平和・憲法手帳につきましては、本市の平和施策や主な平和事業の取り組み、武蔵野の空襲と中島飛行機武蔵製作所についての記述などがあり、本市の歴史や平和の大切さ等について理解を深めることができる資料であると考えております。現在小学校の副読本でございます「武蔵野市のいま・むかし」、先ほど御紹介しましたが、これにも同様の内容を収録しておりまして、中学校での教科書や資料集にも日本国憲法等について記載されております。今後、子どもの発達段階を考慮し、平和・憲法手帳の活用の方法等について研究してまいりたいと思います。
次に、質問の2で、子どもたちの安全な登下校についてでございますが、1、通学路への防犯カメラ設置による効果についてのお尋ねでございますが、平成26年度に小学校の通学路に設置した防犯カメラは、4校で計20台でございます。平成27年度は残りの小学校8校で計40台を設置し、2年間で小学校12校全てに設置が完了いたします。平成26年度に設置して現在稼働している20台の防犯カメラは、学校、地域等が連携して行う通学路における児童の地域の見守り活動を補完するとともに、警察との連携にもつながることから、24時間365日稼働することで安全安心のまちづくりに寄与しているものと考えております。
防犯カメラへのクレームや苦情などについてのお尋ねでございますが、通学路防犯カメラの設置につきましては、苦情などはございませんでした。市民の方からは、長い間設置を要望していたので、子どもの安全が強化されて安心できるとの声をいただいております。1校当たり5台と限られた台数ですので、より効果が高い箇所に設置するため、各通学路を、学校、PTA、教育委員会及び武蔵野警察署と一緒に現地調査をいたしました。また、学校で開催いたしました地域説明会では、学校、教育委員会及び武蔵野警察署等が出席し、設置箇所の選定理由やプライバシーに配慮した経緯等を詳しく説明させていただき、多くの方々の御理解と賛同をいただいております。また、設置工事に際しましては、周辺住民の方々へ防犯カメラ設置工事のお知らせの文書を配付するなど、防犯カメラの趣旨について周知いたしました。
そして、地域の方々の見守り活動についてのお尋ねでございますが、登下校時や交通安全週間等に合わせて、PTAや青少協が中心となり、活動日や団体等の内容は異なりますけれども、小学校12校全てで見守り活動をしていただいております。ボランティアによる子どもたちの見守り活動で、学校と地域が一体となって子どもたちを守り育てることにより、地域の中で声をかけ合っていく関係を築くことができ、犯罪等の抑止にもつながる大切な活動であると認識し、感謝をしているところでございます。
以上です。

◯14番(藪原太郎君)  御答弁ありがとうございました。まず平和教育のほうですけれども、非常に充実した平和への意識教育、平和教育が行われているということをお聞きして、非常にうれしく思っております。また、教育の一環としてゲストティーチャーを呼んで戦争体験を子どもたちが聞く機会をつくったりとか、そういった部分で、これは市内にお住まいの戦争の体験をした方や、いろいろなそういった戦争を生で体験した方のお話だと思いますので、非常に大切な、子どもたちにとってはいいお話になると思っています。
次に、長崎の青少年平和派遣団の子どもたち、青少年たちの反応ですが、やはり平和の大切さを実感できたということで、非常にすばらしい取り組みだと思います。あと、できれば、もちろんこういった派遣団に参加する子どもたち、青年たちは、そういったことに意識を持っている方々がメーンとなるかと思いますので、ぜひ、ふだんこういうことに参加しないような子どもたち、青少年、また広い意味では市民の皆様全体に、積極的に、より広く伝わるような取り組みを進めていっていただければよいなと思いますが、それについて御見解をお願いいたします。
続いて、平和・憲法手帳ですが、こちらは非常に市民の皆様からの評判もよいということで、よい資料だと私も思っております。またPDFをホームページで公開しているということも、例えば紙でなく画面上で見る方もいるかと思いますので、非常によいかと思います。あと学校での配付ということですが、また今後研究ということですけれども、市民の皆様からの評判も非常によいということで、例えば、授業の副読本ということではなく、単なる配付物、それとなくこういったイベントに絡めた配付物として子どもたちに渡すことで、例えば家庭に届くとか、そういった部分で配付するという方法など考えていくことというのはいかがなものでしょうか。ちょっと私の認識不足もあるかもしれませんが、一つの方法としていかがお考えか、御意見を聞かせていただければと思います。
以上です。

◯市 長(邑上守正君)  長崎市への青少年平和交流派遣団につきましては、行った後の感想というのは、直接私も実は聞いていないので、今後、11月23日に平和の日制定記念のイベントを行う予定でございます。その中で参加者からの報告を予定しておりますので、ぜひ皆さん方も聞いていただきたいし、そういう直接体験をした子どもたちの声を聞いて、ほかの子どもたちも、また機会があれば応募につなげていただければなというふうに思っております。
平和・憲法手帳の配付につきましては、現在それほど、例えば全戸配布するほどの部数を予定はしてございません。1,000部、2,000部の、そういう単位でございますので、今積極的にまくような発行部数とは捉えてございませんので、施設に置いて、必要な人に活用してもらうというようなことが基本でございますので、当面はそのような形での配付を考えていきたいというふうに思っています。

◯14番(藪原太郎君)  ありがとうございます。それでは、この手帳のほうも今後前向きにいろいろと、いい方向に進むことを要望としておきます。
続きまして、通学路の防災無線などについてのことですけれども、防犯カメラを設置したことによるクレームや苦情がなかったということで、これは恐らく説明なども非常によかったのではないかと思っております。また、地域の方々が行ってくださっている見守りが全校にわたってあって、また、子どもを守る家、自転車防犯帯、その他さまざまな見守りが行われているということで、非常に安心することができました。あと、防災無線を通じた子どもたちの下校を知らせる放送についてですが、確かに武蔵野市は土地柄、住宅密集地域でありまして、聞きにくいとかうるさいとか、そういった苦情があることも、私も認識しております。ただ、ちょっと今回とはまた、若干ですが、ずれるかもしれませんが、この中の聞きにくいということに関しては、いざ本当に防災無線が何か緊急事態を知らせるということで運用された際に、届かなければいけない情報が届かないという可能性もありますので、この辺はちょっと対応していただいたほうがよいのではないかと考えますが、御見解のほうをお伺いさせてください。
また、学校間が近いということと、とはいえ下校を知らせる何らかの方法を考えていきたいということですが、これについては積極的にその方法を今後進めていくというふうに理解しておいてよろしいのでしょうか。ここのあたりもちょっと確認をお願いいたします。
以上です。

◯市 長(邑上守正君)  防災行政無線は大変聞きづらいという、そういう意見も多々いただいておりましたので、既にスタートしておりますけれども、警報などを発令したときには、その放送内容を電話で確認できるという仕組みをスタートしましたので、その電話に直接かけていただくと、今放送の流れた警報等が確認できるという仕組みでございます。
それから、子どもたちの下校時間を伝えるというのが果たして可能かどうかについては、まだ教育委員会とも相談をしてございませんので、各地域でどうやって子どもたちの下校を守れるかについては、これから学校と地域の皆様方と、それぞれの場面でいろいろ情報交換、話し合いをしていただければいいのではないかなというふうに思っています。現在では市民安全パトロール隊の皆様方が、登下校時間を中心に地域でのパトロールをしていただいております。登校時間はおおむね毎日同じでございますけれども、下校時間がそれぞればらばらでございますが、学期の初め等に学校のほうから、全体的な年間のスケジュール等をパトロール隊のほうに連絡いただいて、おおむね低学年の下校時間等を把握いただいているようなこともございますので、それぞれの情報連絡につきましては学校単位でいろいろ変わってくるかと思いますので、学校単位でまた御相談いただければいいのではないかなというふうに思っています。

◯14番(藪原太郎君)  ありがとうございます。ちょっと本筋からずれてしまうのですが、防災無線の電話での対応については、例えば本当の緊急性のあるときに電話をかけているとという問題もあるかと思いますので、なるべく聞きやすくなるようなほうをちょっと御検討していただければと思います。
あと、子どもたちの見守りについて、また登下校を見守る取り組みについても、武蔵野市としては非常に積極的に行っているということが理解できましたので、今後もたゆまぬ努力で子どもたちの安全を見守っていただきたいと、市民の皆様と一緒になって見守っていっていただきたいと思います。これはこれからの要望ということで、お願いいたします。
以上です。

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